太刀 無銘　吉井清則 紺地鶴丸紋に宝尽、金襴包鞘太刀拵（刀身入り四分一一作太刀拵）保存刀装具鑑定書

品番：KA-010601
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
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鑑定書：Peper(Certificate): 保存刀装具鑑定書(拵) 日本刀剣保存会鑑定書（刀）

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai)： 備前国(Bizen)室町時代 ・享禄頃(Muromachi era １５２８年)

刃長：Blade length(Cutting edge): 60.2cm（二尺弱）  反り：Curve(SORI): 1.6ｃｍ
元幅：Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.52ｃｍ　 元重：Thickness at the Moto-Kasane: 0.67ｃｍ
先幅：Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.1ｃｍ　 先鎬重：Thickness at the Saki-Kasane: 0.55ｃｍ
拵全長：Length of Koshirae : 86.5ｃｍ　茎：Sword tang(Nakago): 大磨上、切鑢目、目釘孔二

体配：Shape(Taihai): 中切先、鎬造り、庵棟.
彫物：Engraving: 表裏に棒樋の彫刻、掻き流し。　　　
地鉄：Jigane(Hada): 板目肌詰む、淡い映りが立つ。
刃文：Temper patterns(Hamon): 中焼き幅に小互の目乱れ。
帽子：Temper patterns in the point(Bohshi): 直ぐで僅かに返る。
登録：Others: 鹿児島県

【解説】刀身は備前吉井清則と鑑定された御刀です。備前国吉井派は、鎌倉時代の為則が祖と伝えられています。以後、南北朝時代までのものを古吉井、室町時代のものを吉井と区別しています。吉井一派の作柄は小互の目が規則的に連なり乱れ、刃文に沿うように映りが現れるものです。本刀も同様な出来であり、無銘ながら雅趣が豊かで楽しめる御刀となります。銀着一重はばき。白鞘有。保存会鑑定書有り。
拵は、日本刀剣保存協会に於いて保存刀装具と鑑定された四分一在銘一作太刀拵です。金具銘は、久賀明重。四分一一作総揃金具で波千鳥図、縁と笄に銘彫が見られます。足金物は、雲文 赤銅磨地に毛彫りを施したもの。目貫は赤銅磨地に銀色絵で富士の図、政隋と刻銘が入っています。表鋲は、素銅地に容彫で花の図。鍔は、銀地で波千鳥図。在銘品で、東都住未春正明彫之。鞘は紺地鶴丸紋に宝尽金襴包鞘。総じて出来が良い絢爛豪華な太刀拵です。特に縁頭、笄、小尻の金具は彫刻が繊細で人目を引き付けるものです。とにかく見事な紺地鶴丸紋に宝尽、金襴包鞘太刀拵です。

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