刀 石堂運寿是一作　新作雄剣報国赤心孫子其宝　嘉永六年二月日　試也我臨友啓銘 新々刀　上々作　特別保存刀剣鑑定書 保存刀装具鑑定書

品番：KA-012513
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
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鑑定書：Paper(Certificate):  特別保存刀剣鑑定書  保存刀装具鑑定書

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai) ： 武蔵国(Musashi/Edo)　江戸後期 嘉永六年（Edo era １８５３年）

刃長：Blade length(Cutting edge): 70.9ｃｍ（二尺三寸四分） 反り：Curve(SORI): 反り：2.1ｃｍ
元幅：Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.24ｃｍ　元鎬重：Thickness at the Moto-Kasane: 0.8ｃｍ
先幅：Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.5ｃｍ　先鎬重：Thickness at the Saki-Kasane: 0.6ｃｍ
茎：Sword tang(Nakago): 生ぶ。鑢目横切にして筋違、目釘穴：(Mekugiana):1個。

体配：Shape(Taihai): 中切先、鎬造り、庵棟。
彫物：Engraving: 表裏に棒樋の彫刻。
地鉄：Jigane(Hada): 小板目肌詰む。
刃文：Temper patterns(Hamon): 互の目に丁子交じり。
帽子：Temper patterns in the point(Bohshi): 乱込んで小丸へ返る。
登録：Registration Card: 愛知県

【解説】身幅やや広く、重ねは尋常。腰反りごころある刀姿の一振りである。表裏には棒樋を彫りハバキ上で丸留めとする。地鉄は、小板目肌よく詰んで地沸付き地景入る。刃文は互の目に丁子刃交え小沸よくつく。刃中は足入り、砂流し掛かり盛んな働きを見せる。帽子は乱れ込んで小丸へと返る。
是一は石堂派の七代目で江戸後期に活躍した刀工です。米沢の長運斎綱俊の甥にあたり、運寿斎、龍泉斎と号します。新々刀ながら名工の誉高く、重要刀剣指定品が有ります。
尚、本作には龍の揃金具でまとめられた時代の拵が附されています。鍔は忠信斎就一花押、埋忠十代目、行年七十一才。縁頭は就政花押。目貫は金色絵の大振りな這龍が付いています。江戸埋忠の作者で揃えた立派な拵です。特別保存刀剣鑑定書 、保存刀装具鑑定書、ハバキ金一重。内外良くまとまった気持ちが良い作品です。