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●高知県登録、白鞘に土佐山内家の伝来品という極め書きが有る平安時代の在銘太刀です。時代は平安時代の平治(1159年)です。

太刀 助宗作 平安時代の在銘太刀 土佐山内家伝来品 田野辺先生鞘書 特別保存刀剣鑑定書

katana [Sukemune-saku] [N.B.T.H.K] Hozon Touken


太刀 助宗作 平安時代の在銘太刀 土佐山内家伝来品 田野辺先生鞘書 特別保存刀剣鑑定書

品番:KA-030712
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)

鑑定書:Peper(Certificate): 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 前刀剣博物館副館長 田野辺道宏先生鞘書有

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):山城国(Yamashiro/Kyoto) 平安時代(Heian era 1159年)

刃長:Blade length(Cutting edge): 71/0cm(二尺三寸四分) 反り:Curve(SORI): 2.2cm
元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.02cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.68cm
先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.45cm  先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.52cm
茎:Sword tang(Nakago): 磨上、浅い勝手下鑢目、目釘穴三。

体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、小切先。
地鉄:Jigane(Hada): 板目肌、映り現る。
Temper patterns(Hamon): 直刃。
帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 直で小丸へ返る。
登録:Others: 高知県登録

【解説】三條小鍛冶助宗、助宗作。在銘太刀です。時代は平安時代、平治です。平治は元年(1159年)で終わります。本作はなんと850年以上前の太刀ということになります。この時期の御刀というだけでも現存数は少ないもので、まして在銘刀ともなると皆無であり、希少性の高さは云うまでも御座いません。また、高知県登録で白鞘に土佐山内家の伝来品という極め書きがあり、附のはばきにも確かに丸に三つ柏の家紋が刻されていることから、伝来についても研究する楽しみが有るという逸品です。附、日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書。以前の持ち主が、前刀剣博物館副館長であられた田野辺道宏先生の元を尋ね、鑑定していただき鞘書きしていただきました。田野辺先生は国内だけでなく、海外に於いても信頼が厚く、刀剣界では有名な御方です。
本刀体配は、磨上てなお常寸を保ち、身幅痩せず刃の幅もタップリで、帽子に於いても健全さを保つ御刀で、腰で反り先に向かって優雅な曲線を呈しながら帽子は小切っ先となる、雅趣溢れる太刀姿の一振りです。地鉄は板目肌が流れ肌よく現れる古刀然とした鍛の鉄です。刃文は、小沸出来の直刃基調にやや湾れを交える刃で、刃中は冴えて明るく、刃縁に砂流しが掛かり相まって長い金線絡み働きます。帽子はそのまま直で先上品に小丸へ返ります。茎は磨上て下部に銘が確り残ります。流石は平安時代の御刀、我を忘れて見とれてしまいます。神々しく、表現しがたい崇高な美しさをに感銘をおぼえます。古い御刀を御持ちになりたい御客様に是非ともお奨めしたい夢が有る御刀です。

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