刀 伝 雲重 備前宇甘雲重 日本刀剣保存会鑑定書
Katana (Unjyu) [N.T.H.K] Nihon Token Hozon Kai
品番:KA-041011 |
鑑定書:Paper(Certificate): 日本刀剣保存会鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 備前国(Bizen) 南北朝期・貞治頃(Nanbokucyo 1362年) |
刃長:Blade length(Cutting edge): 69.4cm(二尺二寸九分一厘) 反り:Curve(SORI): 1.2cm 体配:Shape(Taihai): 鎬造 庵棟、姿良い。 |
【解説】鎌倉時代から、南北朝期にかけて備前国宇甘で作刀していた刀工群、雲生、雲次、雲重は、雲の字を冠することから、雲類と呼ばれ、これらの祖は山城国から備前へ移住して来たため、同国各派に比べ全く異なった京風の趣を強く示す作域の御刀を残します。雲重は雲生の孫にあたる人です。形状は、時代を反映した優しい太刀姿の刀から、やや猪首切先で肉置よく蛤刃を思わせ迫力ある豪壮な姿の刀まであり、一概に姿の特徴の説明は出来ません。刃文は直刃仕立てで、小乱れ交じり逆さ掛かった足入り、二重刃あり、刃縁締まり、匂い本位で沸細かくついて冴えるのが特徴です。本作は、南北朝中期の雲重(うんじゅう)と極められた刀で、雲類の研究資料としても御奨めの作品です。 全てのVISAカード、Masterカード、NICOSカード、UFJカード、DCカード、 |
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