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刀 筑州住山口安宗造 居合試斬向 昭和庚申年五月吉日

katana [Yasumune] (for iai)


刀 筑州住山口安宗造 居合試斬向 昭和庚申年五月吉日

品番:KA-08042
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)

鑑定書:銘保証

国・時代: 福岡・現代 昭和55年5月 

刃長:75.5cm(二尺四寸九分) 反り:2.0cm 元幅:3.38cm 元鎬重:0.65cm
先幅:2.57cm 先鎬重:0.45cm 刀身重量(裸身):730g 刀身重量(鞘を払って):1015g
:生ぶ、鑢目勝手下がり、目釘孔一
体配:中切先、鎬造、庵棟、樋入。
地鉄:小板目つみ地沸付く。
互の目に丁子交える。
帽子:直ぐになり、先小丸に返る。
登録:福岡県 昭和55年

現代刀の人気刀匠、筑州住山口安宗の上級現代刀です。
作は昭和55年。刀身は注文打ちに間違え無く、身巾あってバランスが良く、手にして納得する一振りです。
本作は居合刀向き刀剣として載せていますが、鑑賞用の刀剣としてもお奨めできる品です。体配は身巾広く先幅にいたっても幅が落ちず一見して豪壮な御刀です。しかしながら手にして過度な重量感を感じることは無く計算し尽くされたバランスに驚きを感じます。地鉄は小板目肌がよく詰んで精美で美しく、刃文は匂い深く沸が厚く絡んだ互の目。所々に丁子刃も交わる。焼幅はもっとも高くして飛び焼も随所に見られるなど覇気がある。働きも盛んで足、葉、砂流しが方々に現れた見所のある刀身です。
拵は、鉄地に山道の入った小桜模様を布目金銀象嵌で表した肥後金物の縁頭と小尻が付けられ、さらに鞘の変わり漆塗りが一段と上品で誠に立派な拵です。柄にも大きな親粒がついた鮫皮が用いられる等、隅々まで高級志向で御金が掛かった注文品です。
刀身は古磨ぎですが、手を掛けず鑑賞できると思います。居合いにお使いになられるお客様にも当店が自信を持ってお奨めできる御刀になります。
内外ここまで揃った本御刀は、きっと道場で自慢のお刀になることでしょう。長い割りに振り出しが軽いので疲れにくく、バランスを重要視される剣士にお奨めします。すぐ居合いに使えます。

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