見どころ誠に多く、出来が良い慶雲の備前一文字を写した太刀の一口で、鑑賞刀は無論、御守刀としても御奨めの御刀。
太刀 慶雲直弘 甲申二月日 (一文字写)
Tachi [Keiun]
品番:KA-110211
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
|
鑑定書:Peper(Certificate): ご健在作家は鑑定機関が鑑定しませんので未鑑定。
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 埼玉県児玉町(Saitama)・現代 (2004年)
|
刃長:Blade length(Cutting edge):75.9cm(二尺五寸〇分五厘)反り:Curve(SORI): 2.4cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.35cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.8cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.7cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.65cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ茎、切鑢目、目釘孔一。 体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切っ先。 彫物:Engraving: 表に腰樋を彫る。 地鉄:Jigane(Hada)小板目肌に杢目交じる。地沸が微塵に付く。 刃文:Temper patterns(Hamon): 丁子乱れ。映り現る。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi):そのまま小丸に浅く返る。 登録:Others: 埼玉県
|
【解説】慶雲作の太刀です。本名は小島 寛、昭和32年1月22日生、17歳より入間市の刀鍛冶源寿王直弘、直弘[三代](本名 柳川昌喜)に弟子入りしたあと、1981年に独立。兄弟子の直弘[四代](本名 松原英一)より「直弘」を襲名。5代目となりました。初代直弘は大慶直胤の門人でした。刀銘初期は寛造。現在は慶雲と号します。作品は非常に真面目なもので技量、評価ともに高く、全日本刀匠会に於いても数々の入選を果たすなど近年の活躍は目覚ましいものがあり、今後更なる活躍が期待されている刀匠であります。 本作は備前一文字写の太刀で、鎌倉期の太刀姿である (長寸で腰反りが深く、厚い重ねに身幅がたっぷり。元幅と先幅の差が小さい豪壮な作柄) を呈した、威風堂々たる一振りです。甲申(きのえさる、こうしん)二月日、2004年二月の作刀。地鉄は、小板目肌に杢目交じり、練れて詰み、潤いある肌となり地沸がつきます。もの打ち辺りには映りも現れて、真に備前刀の古作を見るようです。刃文は、焼き幅高く、匂出来の丁子が繊細に乱れて明るく冴えます。また刃中には、足、葉、がよく入り、頗る盛んに働きます。帽子は焼き高く、そのまま乱れ小丸へと返ります。このように、鎌倉期の太刀姿、(外敵蒙古の襲来に備えて堅いものを断ち斬るために作られた体配)と、備前一文字の華麗な刃紋を、見事なまでに再現した、慶雲の上々の出来栄えの、誠に見どころが多い優作であり、鑑賞刀のみならず、御家の御守刀としても御奨めしたい御刀です。
|
誠友堂の商品はすべて二つとない、一品物でございます。
お求め逃がしのございませんよう。
掲載されている商品は店舗でご覧いただけます。ご来店の前にお電話にてご確認ください。
写真画像
写真をクリックすると、拡大表示されます。拡大画像の左側をクリックすると前の写真に、右側をクリックすると次の写真に移動します。下部に閉じるボタンがあります。
ご記入頂きましたお客様の個人情報は、日本刀・刀剣 誠友堂を運営する株式会社 銀座 誠友堂が適切かつ安全に管理いたします。個人情報の取扱いに関して詳しくは、弊社の販売規定をご覧ください。
日本刀販売 株式会社 銀座誠友堂
〒100-0006 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館2階
メール: touken@seiyudo.com 電話:03-3558-8001
特定商取引法に基づく表示
|