無銘刀ながら、出来が良く、華やかな刃紋が魅力の、姿豪壮この上ない御刀です。
刀 無銘 皆焼豪刀 抜刀 試切 鑑賞刀
katana [Mumei Hitaturayaki]
品番:KA-121211
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
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鑑定書:Peper(Certificate): 未鑑定
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 明治期~昭和期 (Meiji~Syouwa era)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 71.0cm(二尺三寸四分三厘) 反り:Curve(SORI): 2.10cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.63cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.75cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 3.20cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.60cm 茎:Sword tang(Nakago): 勝手下がり鑢目、穴一。 体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、大切っ先。 地鉄:Jigane(Hada): 小板目肌よく詰む、地沸付く。 刃文:Temper patterns(Hamon): 大丁子乱れ、皆焼。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 大きく乱れて小丸へ返る。 登録:Others: 東京都登録
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【解説】本刀は、ご覧の通り御刀で、これ以上の派手な刀は、まず無いであろうと思ってしまうほど、華麗な刃紋と姿も豪快そのものという感じの一振りです。 体配は、身幅、元先もっとも広く、切先に向かって幅が落ちず、重ねもガッシリで、ドスンと重量がある、姿が立派で大切先、さぞかし良く切れそうな御刀です。地鉄は、小板目肌が無地風になるまでよく詰み、地沸がつく美しく強い鍛鉄です。刃文は、匂主体の焼刃に明るい小沸がつき、大きく乱れた丁子が飛び焼きながら鎬地から棟にまで至り、皆焼となって刀身全体を包むもので、その華やかさときたら、一見するだけでハッと注目してしまうほどです。刃中は、長い足、葉入り働きます。帽子は、そのまま丁子が大きく乱れて、先地蔵となり小丸へ深く返り棟を焼きます。この刀、その出来映えたるや真に一級品で、刀をやる者の誰もが感心するであろう程に上手であり、作者が誰なのか知りたくなるほどです。本作、いかにも頑丈そうな刀身ですから、抜刀、試切刀、としてはもちろんのこと活躍してくれると思いますし、これだけの出来で欠点も無く至極健全ということですから、鑑賞刀としても申し分がなく、貴公の自慢の愛刀とされてはいかがかと、是非とも御奨めしたい御刀です。
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