現存品少なく希少。出来が見事でこの上無く健全な青竜斎正次の優短刀です。
短刀 藤原正次作 慶応三年五月日(固山宗次門人) 保存刀剣鑑定書
Tanto [Fujiwara Masatsugu][N.B.T.H.K] Hozon Token
品番:TA-010514
価格 (price)御成約/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
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鑑定書:Paper(Certificate): 保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 武蔵国,東京都(Musashi) 江戸時代後期 慶応三年(Late Edo period 1867)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 25.0cm(八寸二分五厘) 反り:Curve(SORI): 0cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.68cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.65cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.10cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.50cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、切鑢目。 目釘穴:(Mekugiana):1個。 体配:Shape(Taihai): 平造、庵棟。 地鉄:Jigane(Hada): 板目肌よく現れて地沸つく。 刃文:Temper patterns(Hamon): 三本杉調子刃文。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 小丸に返る。 登録:Registration Card: 石川県
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【解説】藤原正次は、江戸時代の元治頃から慶応頃に活躍した人で、青竜斎正次と号する固山宗次の門人です。江戸に住し、のちの卍正次の父にあたる人です。現存作は極めて少なく、恐らくは固山宗次の代作をしていた刀匠ではないかと考えられています。本刀を御覧頂いて判ります通りで、腕前は確かな人です。資料的に考えても誠に貴重な短刀です。 作品は、刃長が八寸二分五厘、身幅元先広く重ねも十分で姿美しい短刀です。地鉄は板目肌が立って現れるいわゆる肌物鍛えで癖がなく整った地鉄となり地沸が付きます。刃文は固山にまま見ることがある三本杉調子の互の目です。匂口は冴えて明るく小沸がつく映えた刃です。足、葉入り働きも盛んです。帽子はそのまま小丸へ返ります。茎は保存状態が良く、刻銘も確りしています。出来が見事で健全この上無い青竜斎正次の優短刀です。白鞘、金着せ一重はばき。固山宗次のファンには見逃すことが出来ない逸品です。
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