重ねの厚い鎧通と呼ばれる短刀の中でも有名な、国宝の厚藤四郎と同じ厚さに仕立てられた、石州益田住清繁の代表作品である大変貴重な一振です。
鎧通短刀 石州益田住清繁 文化元年十一月日 特別保存刀剣鑑定書
Tanto [Sekisyu-masuda-ju Kiyoshige][N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token
品番:TA-050122
価格 (price)御成約/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
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鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):石見国,島根県(Shimane) ・江戸時代後期 文化元年(Late Edo period 1804)
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刃長:Blade length(Cutting edge):22.3cm(七寸四分弱) 反り:Curve(SORI): 0cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.70cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 1.1cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.30cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.75cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、化粧筋違鑢目、目釘孔1個。
体配:Shape(Taihai): 鵜首造、三ツ棟。 彫物:Engraving:表裏に腰樋。 地鉄:Jigane(Hada): 小板目肌に杢目交じり。 刃文:Temper patterns(Hamon): 湾れ乱れて互の目交じり。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 乱れ込んで小丸へ返る。 登録:Registration Card: 福岡県
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【解説】 清繁は本名を吉井八左衛門。石見国(島根県益田)生まれで、寛政7年に江戸に上り手柄山正繁の門に入り清繁と名を改めました。翌年の寛政8年には石州に帰り、浜田の竜蔵山、益田で鍛刀に従事しました。「石州濱田龍蔵山清繁」「石州濱田住清繁作」初銘は清重と切ります。清繁は師の如く濤乱刃の刀を多く作りました。 本作、体配は、鵜首造で重ねがなんと1.1cmもある大迫力の鎧通です。表裏に刻された腰樋が刀身を引き締めて、美しさを際立てています。地鉄は、小板目が詰み杢目肌風の肌が美しく現れ地沸がつく鍛肌です。刃文は、直で焼き出しゆったりと湾れ乱れて互の目交えます。刃中にはしきりに砂流しが働き、砂流しに沿って沸粒が輝く等見どころが多いです。帽子は、乱れ込んで上品に小丸に返ります。茎は、生ぶで力強い鏨使いで銘と年紀が刻されています。重ねの厚い鎧通と呼ばれる短刀の中でも有名な、国宝の厚藤四郎と同じ厚さに仕立てられた、石州益田住清繁の代表作品であることは間違い無い大変貴重な一振です。白鞘。金着せ一重はばき。特別保存刀剣鑑定書。
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