短刀 左行秀 豊永行秀 新々刀最上作(業物)特別保存刀剣鑑定書
Tantou [Sa yukihide Toyonaga] [N.B.T.H.K] Tokubetu hozon Token
品番:TA-073813 |
鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):土佐国(Tosa/高知) 江戸後期(Edo era 1813-1887) |
刃長:Blade length(Cutting edge): 21.5cm(七寸) 反り:Curve(SORI): 反り:0cm |
【解説】左行秀は土佐国を代表する名工で新々刀期の最上作刀工です。文化十年筑前国上座郡朝倉星丸村に生まれ。本名は豊永久兵衛(久左衛門)と称しました。遠祖は南北朝時代の筑前左文字派の流れであると云われ、左行秀と銘したのはこれがためと思われます。初めは江戸に出て細川正義の門人である清水久義に学んで作刀技術を修めます。その後は伊予大洲、土佐、大坂、神奈川と各地を回り修練を続けます。天保頃に土佐藩工の関田勝廣に出会い見込まれて、安政3年頃より土佐藩山内家の抱工となりました。刻銘は、豊永行秀、嘉永元年頃より左行秀と改銘しました。行秀は技量頗る優れ、乕徹や清麿にも肩を並べる新々刀期トップクラスの刀工です。 |
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