短刀 月山貞一 作之 為酒井高自君 明治三年初冬 変わり塗鞘 鉄地金象嵌一作金具拵入り
Tantou [Gassan Sadakazu]=[Gassan teiichi]
品番:TA-08121 |
鑑定書:Paper(Certificate): 財団法人 日本美術刀剣保存協会 特別貴重刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai) : 摂津国(Setsu 大阪) 明治三年 (Meiji era 1870年) |
刃長:Blade length(Cutting edge): 18.5cm 反り:Curve(SORI): 0cm 体配:Shape(Taihai): 平造り、庵棟、姿健全。 |
【解説】月山とは出羽国月山を拠点に蝦夷の御用鍛冶として繁栄した伝統ある奥州月山鍛冶の末流です。大阪に移住して鍛刀しました。代々備前伝を得意としていますが山城伝の名作を写したものも多く残されています。天保頃の貞吉は相州伝を姿強く焼いて、貞一は五ヶ伝を上手に使い分ける器用さと、彫りの名手としても有名です。貞勝は山城伝を多く鍛えました。本刀の貞一は雲竜子と号し、大正七年七月、八十四歳で没するまで各伝上位作を狙った名作を上手に造りました。奥州月山の綾杉肌を復元して、明治三十九年には帝室技芸員となるなど名実共に一時代を築いた名工です。孫の二代貞一も人間国宝となり、現代の月山貞利は無形文化財、全日本刀匠会会長でもあります。さて本作は初代貞一の短刀となります。板目肌が詰んで精美な鍛に、小沸ついた直刃を焼いています。明るく冴えた匂い口には金筋は盛んに絡み見事な働きを見せています。流石は貞一の一作と感服させられます。付属する拵えも良いもので、金具は鉄地に、金象嵌で花枝を延ばす桐花の図を配し、象嵌の状態も良好にして雅で立派な拵えとなります。内外共に優れた品であり御奨めします。ハバキは金着せ一重。 全てのVISAカード、Masterカード、NICOSカード、UFJカード、DCカード、 |
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