品番:TU-08051 |
鑑定書: 喘喜堂鑑定書
国・時代:幕末 |
宇治川先陣図 四分一磨地 長丸形 高彫 金色絵 片櫃 |
【解説】 宇治川の戦いは,平安時代末期の寿永3年(1184年)1月に源義仲と鎌倉の源頼朝から派遣された源範頼、源義経とで戦われた合戦で,治承・寿永の乱の戦いの一つです。この鍔の構図は,我先にと敵陣を目掛けて流れる宇治川を渡り行く武者姿を表に現し,その様は見るものを合戦のさなかの情景に引きこんで行きます。武者が口に弓をくわえ必死で馬を操る姿が見事です。裏面には天に流れ行く雲を,下部には流れ尽きせぬ川の流れを描き,合間に松の木を配しています。戦いが終わった後の静けさを表したものでしょうか,一つの戦いが終わっても,まだ先に続く長い戦いがあることを暗示させている風景なのでしょうか,銘も力強く。濱野直随の傑作といえる一枚です。 |
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