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トップページ » 日本刀販売 刀剣販売 刀販売 » 脇差 » 脇指 薩陽臣奥元武 (WA-010516)
本刀は、薩陽臣奥元武の貴重な寛政年紀が刻された御刀です。

脇指 薩陽臣奥元武 寛政八辰秋 附 半太刀拵 保存刀剣鑑定書

Wakizashi [Satuma Oku Mototake][N.B.T.H.K] Hozon Touken


脇指 薩陽臣奥元武 寛政八辰秋 附 半太刀拵 保存刀剣鑑定書

品番:WA-010516
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)

鑑定書:Paper(Certificate): 保存刀剣鑑定書

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 薩摩国(Satuma)寛政八年(Edo era 1796年頃)

刃長:Blade length(Cutting edge): 56.6cm(一尺八寸七分)反り:Curve(SORI): 1cm
元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.06cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.67cm
先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.45cm  先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.5cm 
拵全長:Length of Koshirae : 約 91.5cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、筋違鑢目、目釘孔一。

体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切っ先。
地鉄:Jigane(Hada): 小板目肌練れて、地沸微塵に厚くつく。
Temper patterns(Hamon): 互の目丁子乱れ。
帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 直調子で小丸に返る。
登録:Others: 神奈川県 昭和26年 3月31日

【解説】薩陽臣奥元武は奥正左衛門と称し奥大和守元平の弟です。島津藩工で兄元平の助手または代作を勤めていたと思われ、鍛刀した遺作は非常に少なく、本 刀は資料的に考えて誠に貴重な御刀であると思います。文化十三年没。少ないですが兄との合作刀、また元安との合作も見受けられます。薩陽臣奥元武、薩摩国 住平元武、薩陽士奥氏平元武、薩陽士奥元武、奥大和守平朝臣元平与弟元武元安作之、薩陽臣奥平元武、などと刻銘します。安永五年から、文化七年までの年紀 ある作品が現存します。
本作は、刃長が一尺八寸七分で、身幅が元先確りとした姿がよい脇指です。地鉄は小板目肌が詰んで地沸が微塵に厚く付きま す。刃文は沸本位の直焼き出しがある互の目乱れる刃で、先が尖った互の目が交ります。匂口は明るく冴えて沸粒が付いて働きます。帽子は直調子となって小丸 へと返ります。茎は生ぶで立派な刻銘が刻されています。薩陽臣奥元武の貴重な寛政年紀が刻された脇指です。附半太刀拵、白鞘、金着一重はばき。保存刀剣鑑 定書.

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