本刀、江戸中期の大阪刀工、三品但馬守宗次の貴重な一刀で、特徴的な綾杉肌と刃文が綺麗に合わさって纏まる出色の一振でございます。
脇差 三品但馬守宗次 於大江岸作之 特別保存刀剣鑑定書
Wakizashi [Mishina-Tajima-no-kami Munetsugu][N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token
品番:WA-040123
価格 (price)御成約/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
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鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 摂津国,大阪府(Settsu)・江戸時代中期 寛延頃(Middle Edo period about 1748~)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 54.2cm(一尺七寸八分強) 反り:Curve(SORI): 1.5cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.05cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.67cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.35cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.50cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、化粧筋違鑢目、目釘孔1個。
体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切先。 地鉄:Jigane(Hada): 綾杉肌。 刃文:Temper patterns(Hamon): 直調に小乱れ。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 乱れて先小丸へ返る。 登録:Registration Card: 奈良県
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【解説】 三品但馬守宗次。摂津国出身の刀工で、三品一派の丹後守兼道門人と伝わります。同工の活躍時期は寛延頃で、寛延、宝暦頃に年紀のある作品が現存します。奥州月山派が連綿と受け継いだ「綾杉肌(月山肌)」を呈した作品を鍛刀する稀有な刀匠です。現存作は希少であり、本刀は同工を研究する上で貴重な資料となります。 本作、刃長が一尺七寸八分強、長さ十分で、身幅元先幅差つき、重ね確り。反りが適度で、中切っ先となる手持ちのバランスの良い御刀です。地鉄は同工の得意とする綾杉肌鍛で地沸が付き、地景がうねる地肌を形成し、潤いのある華麗な鍛地を示します。刃文は直調で、地の鍛えが焼刃に影響し、肌目に沿って焼頭が処々尖り心で、穏やかな乱れを見せます。匂口は締まり心で、小沸付き、明るく冴えます。帽子は焼刃の勢いのまま緩やかに乱れて先小丸へ返ります。茎は生ぶで化粧鑢がかかり、刀工銘を刻します。本刀、江戸中期の大阪刀工、三品但馬守宗次の貴重な一刀で、特徴的な綾杉肌と刃文が綺麗に合わさって纏まる出色の一振でございます。白鞘、銀二重はばき、特別保存刀剣鑑定書。
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