本刀は国次刀匠が得意とする剣造の一振で、刀身彫刻が美しさを際立て三鈷柄剣拵に収まる傑出した出来の優刀です。
剣 国次 2千年秋 三鈷柄剣拵入
Ken Turugi [Kunitugu Nisennen Aki]
品番:WA-040312
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
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鑑定書:Paper(Certificate): 現代作にて未鑑定。
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 阿波国(阿波/Tokushima) 現代(Heisei era 2000年頃)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 47.6cm(一尺五七分) 反り:Curve(SORI): 0cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.32cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.9cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 3.2cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.8cm 拵全長:Length of Koshirae : 約 65.7cm 茎:Sword tang(Nakago): 生茎、筋違鑢目。目釘穴1。 体配:Shape(Taihai): 直剣両刃造、健全。 彫物:Engraving: 表に梵字、裏に素剣の彫り物。 地鉄:Jitetsu(Hada): 板目肌流れる、地沸え付く。 刃文:Temper patterns(Hamon): 直ぐ刃。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 小丸へ返る。 登録:Others: 徳島県
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【解説】作者国次、本名は田中俊二。徳島県在住で試斬界では業物を作る事で有名な刀匠です。刀身は自家製鉄の玉鋼にて鍛えられており、非常に強靭かつ刃味は良好で斬味には定評があります。本作も独自の作刀理念によって鍛え焼刃した御剣です。国次は現代刀匠界に於いて剣製作の名手として知られています。それらの中でも本刀のように表に梵字の彫刻、裏に素剣など彫刻が施された作品は少なく、御金が掛かった注文作であろうことが推測されます。 さて、刀身の体配は、両刃の剣で身幅広く、重ねも厚くドップリとして重量が有り、伝家の宝刀という言葉が頭の片隅に浮かんでくるような逸品です。柄が三鈷杵【さんこしよ】の形に象った柄で、平安時代から鎌倉時代の三鈷柄剣を模した拵になります。こられ古作は重要文化財にもなっており、修験者が採灯護摩【さいとうごま】などの修法に際して用いたものです。不動明王が手にしている剣も同様のもので、なにやら持っているだけで元気になる気がしてきます。地鉄は小板目肌詰んで地沸がつき地景入る強い鉄です。刃文は湾れ刃基調に小互の目交じり匂口深く、明るい小沸が綺麗につきます。刃中には、互の目足細かく入り、金筋を交えた砂流しがよく掛かり働きは盛んで躍動感があります。帽子は直で小丸へ返ります。梵字と素剣の彫刻が刀身を引き締めて美しさを際立てており、同作中において傑出する出来映えの優品であります。 銀無垢はばき、三鈷柄剣拵入。
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