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江戸法城寺一派に由縁する、法城寺橘貞次の腕前の高さを伺うことが出来る脇差で、拵が付いたお買い得な一振りです。

脇差・法城寺橘貞次 業物 日本刀剣保存会鑑定書

Wakizashi (Houjyouji Sadatugu) [N.T.H.K] Nihon Touken Hozonkai


脇差・法城寺橘貞次  業物 日本刀剣保存会鑑定書

品番:WA-061013
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)

鑑定書:Paper(Certificate):  日本刀剣保存会鑑定書

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai) : 武蔵国( Musashi / Edo ) 江戸前期・貞享頃(Edo era 1684年頃)

刃長:Blade length(Cutting edge): 53.0cm(一尺七寸五分) 反り:Curve(SORI): 反り:1.1cm
元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.15cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.72cm
先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.5cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.5cm
拵全長:Length of Koshirae : 約 81 cm  茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ。勝手下がり鑢目。目釘穴:(Mekugiana):1個。

体配:Shape(Taihai): 鎬造り、庵棟、中切先、姿は抜群。
彫物:Engraving: 表裏に棒樋を彫る。
地鉄:Jigane(Hada): 板目詰む。
Temper patterns(Hamon): 湾れ基調に互の目交じり。
帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 直ぐに小丸へ返る。
登録:Registration Card: 宮崎県 昭和29年

【解説】法城寺橘貞次は、江戸法城寺一派に由縁の刀匠です。江戸法城寺一門は寛文、延宝頃に活躍した刀工集団であり、数多くの名工を輩出しています。一派を代表する法城寺橘正弘は、姓を滝川と称し、本国は但馬、後に江戸に移住して鍛刀し、一門は大いに繁栄しました。作柄としては虎徹に似た刃文を焼きました。江戸時代には作風が虎徹に酷似していたため、虎徹の偽銘を切られ偽虎徹となった刀が有ったということです。加えて山野家の截断金象嵌銘が多い関係から、法城寺一派は虎徹一門と相当近い関係にあったと思われます。本刀も、小板目肌がよく詰んだ鍛えに地沸がつき、刃文は、直刃基調に互の目が交じり乱れて、足入り、砂流しかかり、刃縁に金線が働くなど、どことなく師の刀に似た作品であることは確かで、法城寺橘貞次の腕前の高さを伺うことが出来る脇差で、拵が付いたお買い得な一振りです。白鞘、拵、日本刀剣保存会鑑定書

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