本刀、播磨大掾藤原忠国の入念作です。肥前刀らしい綺麗な肌と華やかな刃文が特徴的な優刀です。
脇差 播磨大掾藤原忠国 附 黒呂塗鞘脇差拵 特別保存刀剣鑑定書 業物
Wakizashi [Harima-daijo Fujiwara Tadakuni(Wazamono)] [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token
品番:WA-080223
価格 (price)御成約/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
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鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 肥前国,佐賀県(Hizen)・江戸時代前期 寛永頃(Early Edo period about 1634~)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 49.0cm(一尺六寸二分) 反り:Curve(SORI): 1.0cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.92cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.72cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.40cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.55cm 拵全長:Length of Koshirae : 約 69.5cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、筋違鑢目、目釘孔1個。
体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切先。 地鉄:Jigane(Hada): 板目肌。 刃文:Temper patterns(Hamon): 互の目乱れ。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 直ぐで先小丸へ返る。 登録:Registration Card: 福岡県
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【解説】 播磨大掾藤原忠国、本工の忠国は、初代忠吉の弟である吉家の子で名は橋本六郎左衛門。初名は広則。寛永十一年(1634)に播磨大掾を受領し、忠国と改名します。はじめ播磨大掾の磨を摩と刻銘します。寛永ころから寛文にかけて作品が残されています。老後は播磨入道休鉄と称しました。播磨大掾藤原忠国、肥前住播磨大掾藤原忠国、肥前住播磨入道藤原休鉄などと銘切りしました。彼は肥前国の脇肥前と呼称される一派の中でも特に抜きん出た存在であり、虻の目と云われる独特の互の目刃を焼くことで有名な刀工です。 本作刃長は一尺六寸二分。身幅重ね尋常に、反りが適度に利き、中切っ先となる姿の綺麗な一振です。鍛は良く詰んだ板目肌で、地沸微塵に付き、地景入り、総体破綻がなく潤いに富む強靭な地鉄となります。刃文は互の目を主体に矢筈風の刃、尖り刃などを交えた乱れ刃となります。匂口沸良く付いて、明るく冴えます。刃中には足・葉が入り、一部に砂流しがかかり盛んに働きます。帽子は乱れの勢いを抑えて直ぐで先小丸へ返ります。茎は筋違鑢がかかり、勢いのある同工の銘が刻されます。本刀、播磨大掾藤原忠国の入念作です。肥前刀らしい綺麗な肌と華やかな刃文が特徴的な優刀です。白鞘。金銀二重はばき。特別保存刀剣鑑定書。
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