脇差 平安城藤原国次 (良業物)拵付 特別貴重刀剣鑑定書.
wakizashi [Heianjyou Fujiwara Kunitugu] yokiwazamono. NBTHK Tokubetu Kityou
品番:WA-08033 |
鑑定書: 財団法人 日本美術刀剣保存協会 特別貴重刀剣鑑定書
国・時代: 越前・江戸時代 寛文頃 1661年~1673年頃
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刃長:54.7cm(一尺八寸一分) 反り:0.8cm 元幅:2.98cm 元鎬重:0.72cm |
【解説】平安城国次は越前松岡に住む下坂派の鍛治で、後に京に上がり,晩年は熊本に移り作刀しました。本作は特別貴重鑑定書が付いた平安城国次の作品で、拵もセットになったお奨めの品である。鍛え、板目肌、総じて流ごころとなり、地沸が厚くつき、匂い深く砂流しも現れた相州伝風の肌合いをみせる。刃文は大きく湾れて沸よくつき、働きも盛んで匂い口明るく冴える。 帽子、湾れて小丸に返る。 金着せ二重はばきと白鞘は近年製作のもので綺麗で気持が良いです。拵は鉄地桐紋金象嵌縁頭、鳥図赤銅目貫金色絵、鍔は牡丹図鉄地金象嵌、柄は親粒付鮫に黒糸を巻き上げた近年の作で、こちらもすっきりと気持が良いです。鞘は黒石目地塗りの良いもので鉄こじりと責め金物が付いています。小柄は後合わせでオマケとなります。
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