具衛の作品は現存数が極めて少なく、この脇差は大変貴重な資料でもあります。
脇差 濃州関住具衛 新刀中上作 業物 特別貴重鑑定書
Wakizashi [Nousyu Seki-Jyu Tomohira](Wazamono)[N.B.T.H.K] Tokubetu kicyou Token
品番:WA-090312
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
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鑑定書:Paper(Certificate): 特別貴重鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 美濃国(Mino) 江戸時代、寛文頃(Edo era 1661年頃)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 49.7cm(一尺七寸強) 反り:Curve(SORI): 1.2cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.2cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.73cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.4cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.6cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ茎、鷹羽鑢目。目釘穴一。 体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切っ先。 地鉄:Jigane(Hada): 板目肌流れる、地沸細かくつき地景入る。 刃文:Temper patterns(Hamon): 互の目乱れる。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 一枚風で小丸へ深々と返る。 登録:Others:
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【解説】具衛の作品は現存数が極めて少なく、この脇差は大変貴重な資料でもあります。彼は美濃を本国として、山城、摂津にても作刀したと云われています。刻銘は、濃州関住具衛、平安城住具衛、など。作品は新刀の中上作に位列し、切れ味にも定評があり、業物として知られています。また価格的に評価も高い刀匠です。 本作体配は、身幅、先幅しっかりとして、ややそりが少ない寛文新刀の姿を呈した健全な脇差姿の一振です。地鉄は、板目肌鍛が流れ心で地沸付いて地景が交じる強そうな鍛鉄です。刃文は小沸出来の互の目が乱れて、足、葉、砂流しがしきりに掛かり金線が絡む派手な働きを見せる刃文です。匂口さえて細かい小沸が輝く様は誠に見事であり冴え栄えした脇差です。帽子は物打ち辺りから焼き幅を高めた刃が一枚風となり、深々と返り、棟焼きとなります。茎は生ぶ。鑢目、刻銘が綺麗に残り保存状態は良好です。白鞘、銀無垢一重はばき。特別貴重鑑定書
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