鑑定書に優良なる作也と故藤代松雄先生の御墨付きが書きが添えられている冬廣の優作。
脇差 冬廣 新刀初期 新刀中上作 藤代鑑定書 優良作
Wakizashi [Fuyuhiro] Fujishiro Paper
品番:WA-098099
価格 特価(price)売約済/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
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鑑定書:Paper(Certificate): 藤代鑑定書 優良作
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 安芸国(Akinokuni) 江戸時代・寛永頃(Edo era 1624年頃)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 46.2cm(一尺五寸二分) 反り:Curve(SORI): 1.5cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.2cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.78cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.65cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.6cm 茎:Sword tang(Nakago): 生茎、勝手下がり鑢目。目釘穴一。
体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切っ先。 地鉄:Jigane(Hada): 小板目よく詰む。 刃文:Temper patterns(Hamon): 匂い出来の湾れに小互の目交じり。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 乱れて小丸に返る。 登録:Others: 茨城県
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【解説】初代冬廣は相州二代廣次の子と伝えられています。相模国から若州小浜に来住した冬廣家は室町時代後期に始まり江戸初期まで代々続く若狭の名門です。 本作はその銘振りから寛永頃に活躍したと二代冬廣、高橋源治兵衛と思われます。芸州藤原冬廣、冬廣作と銘を刻します。冬廣は戦国大名はじめ名武将の指料として重んじられその名声を高めました。冬廣の在銘の御刀は探してみると少ないもので本刀も資料性高く貴重な一振りです。 体配は、身幅が広く鎬が高く重ねは厚くなり、ごろんとしていて反りが利いた姿が良い脇差姿です。鍛えは小板目詰んで杢目を交え地沸付く肌で地景入る強固な地鉄です。刃文は、匂しまり小沸つく湾れ基調の刃に、細かい互の目乱れが交じり明るく映えます。刃中には、金線、砂流し、足、葉などよく働いて覇気があります。鋩子は乱れて先は掃きかけ小丸へと返っています。茎は生ぶで鑢目も銘もキッチリとして好感がもてます。一見しておとなしい作風となりますが、鑑定書に優良なる作也と故藤代松雄先生の御墨付きも書きが添えられており、冬廣の優作に違いない品です。金着せ一重はばき。
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