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トップページ » その他の商品 » ●脇差 金房兵衛尉政長(WA-08074)
未鑑定ですが素性が良さそうな脇差です。ハバキは金着せ二重岩石鑢です。

脇差 金房兵衛尉政長

wakizashi [Kanannbou Masanaga]


脇差 金房兵衛尉政長

品番:WA-08074
価格 御成約
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)

国・時代:  大和国  室町時代の大永(1521年~1527年)~安土桃山時代頃

刃長:53.6cm(一尺七寸七分) 反り:1.4cm 元幅:2.9cm 元鎬重:0.7cm
先幅:2.2cm 先鎬重:0.5cm
茎:生ぶ、鑢目勝手下がり、目釘孔一

体配:  中切先、鎬造、庵棟、反り適度で美しい。
地鉄:  板目肌。鎬地は板目に柾目掛かる。
刃紋:  小沸出来の中直刃。明るい。
帽子:  掃掛ながら先小丸に返る。
登録:   東京都 昭和42年

【解説】
金房兵衛尉政長は作が珍しく資料に乏しいのですが、室町時代の大永(1521年~1527年)頃に始まった金房派の祖といわれる政長の作と思われます。金房派の作品は大和物の中では大和伝の他に備前伝や美濃伝の要素も見出す事の出来る特異な作域で不思議な魅力があり、大変人気が有ります。金房派の主な作刀期が安土桃山時代で古刀期と新刀期の境となる為、新刀と分類されることがしばしばあります。本作の体配は身巾重ね尋常で、反りが適度で美しく見栄えする姿です。地金は板目肌です。刃紋は中直刃で匂い口締まりこころに小沸ついて明るい刃です。鋩子は掃きかけながら先小丸に返っています。茎は勝手下がり鑢目で錆が落ち着いて銘がきっちり入っています。未鑑定ですが素性が良さそうな脇差です。ハバキだけ見ても金着せ二重岩石鑢つきの一作で、御金がかかっています。現在は作る職人さんも稀になっています。研ぎは古いですが、このまま何も手を掛けること無くお楽しみいただけます。

 

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