刀 造大慶直胤（花押）　天保九年一陽来復日 新々刀最上作･良業物　特別保存刀剣

品番：KA-010125
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
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鑑定書：Peper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書 特価品

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai)： 武蔵国 (Musashi-Koku) 江戸時代　天保九年(Edo era 1838年)

刃長：Blade length(Cutting edge): 72.45cm（2尺3寸9分）  反り：Curve(SORI): 2.0ｃｍ
元幅：Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.18ｃｍ　 元鎬重：Thickness at the Moto-Kasane: 0.76ｃｍ
先幅：Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.4ｃｍ　 先鎬重：Thickness at the Saki-Kasane: 0.63ｃｍ　
茎：Sword tang(Nakago): 生ぶ、化粧大筋違い鑢目、目釘孔一

体配：Shape(Taihai): 中切先、鎬造り、庵棟、　　
地鉄：Jigane(Hada): 板目詰んで映り立つ。
刃文：Temper patterns(Hamon): 逆さ丁子。
帽子：Temper patterns in the point(Bohshi): 乱れて先小丸へ返る。
登録：Others: 東京都

【解説】造大慶直胤、大慶直胤造、荘司箕兵衛大慶直胤、出羽国住人大慶庄司直胤、直胤、美濃守直胤、などと銘を切ります。生まれは山形県で、荘司箕兵衛と称し、大慶と号しました。秋元家に仕えて文政四年～五年頃に筑前大掾を受領し、寛永元年には美濃守を受領。作刀期間は五十年にも及びます。若打ちには濤欄刃、壮年期には逆互の目刃紋、逆丁子刃、丁子刃を残しています。姿豪壮なものに大乱相州伝のものもあり、地板目肌の中に渦巻肌を現す直胤独特のものです。刀身の彫刻があるものに本荘義胤の作が多く現存します。
さて本作の直胤は、備前の古いところを写した作品で、長さ身幅、重ね、立派なもので反りが利いて姿が良い御刀になります。地鉄は板目詰んで明るい鉄です。刃文に沿うように乱れ映りが立ちます。刃文は匂い明るい逆さ掛かった丁子乱れで、飛び焼き交じり、刃中には足よく入り、葉、地景、金線など働きます。帽子はよく乱れて先は火炎掛かり小丸へと返ります。茎は生ぶで錆びもよろしく銘彫はピンとして健全さに花を添えているようです。このように非常に立派な御刀であり、作品は新々刀最上作、直胤の優作。これだけ立派な御刀をご紹介できることを嬉しく思う次第です。磨ぎは最新の研磨で　、はばきは金着せ二重。お買い得大特価でご案内させていただきます。特別保存刀剣鑑定書

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