本作は出来が良く、越前康継三代の特徴がよく現れた重要刀剣に指定された優品です。
刀 (葵紋) 康継以南蛮鉄於武州江戸作之(江戸三代) 第62回重要刀剣
Katana [Etizen Yasutugu](Edo 3 generations)[N.B.T.H.K] Jyuyo touken
品番:KA-010218
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
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鑑定書:Paper(Certificate): 第62回重要刀剣 平成28年10月18日指定 附 糸巻太刀拵
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai) : 武蔵国(Musashi)・江戸時代 寛文頃(Edo era 1661年~1673年)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 75.5cm (二尺四寸九分強) 反り:Curve(SORI): 2.1cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.25cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.75cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.5cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.57cm 拵全長:Length of Koshirae : 約107cm 茎:Sword tang(Nakago): 生茎、勝手下鑢、目釘孔一
体配:Shape(Taihai): 中切先、鎬造、庵棟。 地鉄:Jigane(Hada): 板目肌、地沸付く 刃文:Temper patterns(Hamon): 広直刃基調に湾れ互の目交じる。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 焼き深く直に小丸へ返る。 登録:Registration Card:東京都 昭和31年
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【解説】初代康継は家康・秀忠の両御所に召し出されて作刀し、その技倆を認められて家康より、「康」の字を賜り、葵紋を切ることを許されたと記録があります。本作の三代康継は,初代康継の三男で江戸時代は寛文頃の人です。俗名を下坂四郎右衛門,後に市右衛門と号しました。康継家は後に江戸康継家と越前康継家にわかれました。その時,三代康継は越前康継家の創始者となりました。流石は高位名工の作で覇気に満ちあふれています。本品は第62回重要刀剣指定品です。ぜひ手にしていただきたい一振りです。写真の糸巻太刀拵がついた優品です。 【以下重要指定説明より】 江戸三代康継は、二代康継の嫡子として生まれ、右馬助と称したという。父二代康継が歿した時、彼は僅か十七歳の若さであった。その為に、初代康継の三男、四郎右衛門を以て、三代を相続させようという一派があって、家督相続の問題がおこったが、二代の実子右馬助を三代目とし、叔父四郎衛門は越前家を相続することで決着し、ここに江戸と越前との両下坂家に分かれ、以後それぞれ定住奉公するに至った。江戸三代康継の作刀には寛文年紀のものがあるが、その歿年は不明である。彼の作風は、初・二代康継の覇気に富んでやや荒々しい出来に比べておとなしく、通常は直刃を基調に浅くのたれをおびたものか、小のたれに互の目を交えた乱れ出来のものとなり、いずれも小足が入り、匂深く、沸がよくつくものである。本作は身幅広めで重ねが厚めとなり、反りやや深く、中鋒の詰まる姿に、鍛えは板目に杢・流れ肌を交え、地沸が厚くつき、地景入り、総じてかねに黒みを帯び、刃文は広直刃基調にのたれ・互の目を交え、足・葉入り、匂深く、沸よくつき、細かに砂流しかかる出来口で、前述の二様ある作柄のうち前者の好例である。殊に初・二代康継に比して匂口が深く、沸がよくつくところなどには、法城寺一派や盾徹等の江戸物に近 い作風を示しており、当時の流行を取り入れた江戸三代の持味があらわれた優品である。
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