刀 伯耆国住延秀　平成十年仲春日　ギネス記録を樹立した名刀、同年作品

品番：KA-010607
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
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鑑定書：Peper(Certificate): 現代刀匠のため未鑑定

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai)：伯耆国(Tottori)　平成十年（Heisei era）

刃長：Blade length(Cutting edge): 70.4ｃｍ（二尺三寸二分三厘）　反り：Curve(SORI): 1.6ｃｍ
元幅：Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.48ｃｍ　元鎬重：Thickness at the Moto-Kasane: 0.83ｃｍ
先幅：Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.8ｃｍ　先鎬重：Thickness at the Saki-Kasane: 0.65ｃｍ
刀身重量(裸身)：Weight only of blade: 973g　茎：Sword tang(Nakago): 生茎、化粧勝手下がり鑢目。穴一

体配：Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切っ先。
地鉄：Jigane(Hada): 小板目肌の杢目を交えてよく詰み地沸つく。
刃文：Temper patterns(Hamon): 直ぐ調の湾れ主体に小互の目交り。
帽子：Temper patterns in the point(Bohshi): 乱れ先小丸へ返る。
登録：Others: 鳥取県登録　平成１０年

【解説】住延秀 本名は前田秀志、昭和３年８月１８日生。鳥取県日野郡江府町佐川在住の名匠です。現在は８３歳という高齢にもかかわらず、ますますご健在で精力的に作刀に励んでおられます。伯耆国住延秀の刀は切れ味優れることで世界に知られており、特に抜刀の世界では神がかった性能を有する名刀です。
現に真剣を使った武道でギネスの認定を受けられた抜刀道龍星剣宗家、猿田光廣氏（堺市出身）曰く「試し斬りしてちゃんと斬れるものが名刀です。」の愛刀として有名な御刀です。猿田氏は、平成10年9月20日、名古屋東海テレビテレピアホールにて千本斬りを1時間36分36秒で見事達成。竹を1本芯にしてそこにゴザ1本分をきつく巻いたもの1000本を1人で斬りました。途中で刀を替えることなく、1本の斬り損じもなく1人で1000本を連続して斬り納めたことがギネスに認定されました。2000年11月、正式にギネスブックに掲載されます。
http://www.for-you.co.jp/tour_sakai/column/sasso-man/01/sasso.htm
本刀もギネス記録同年、平成１０年の作品であり、千本斬り記録を樹立された年に作刀された一振りで、その裁断性能には計り知れない期待が寄せられる豪刀となります。
体配は、長さはほぼ常寸にして、身幅先幅、重ね共にどっぷりとして豪壮無比。姿美しい御刀です。地鉄はよく詰んだ小板目肌に地沸ついて所々に地景が現れる強い鉄です。刃文は湾れ刃紋を主体にして小丁子が交じり、長い足がよく入り、刃縁には金線、砂流しがよく絡み、刃中よく働きます。帽子は湾れ込んで先掃きかけ小丸へと返ります。
茎は生。バリッとした銘が切られております。まず鑑賞刀として魅力十分。さらに実用刀としてお使いになるにも宜しい、美しさと強さ、計り知れない裁断パワーを秘めた名刀です。刀身は生ぶ刃も残り健全そのものです。試斬に使用された形跡も無く生刀として貴方の愛刀にいかがでしょうか。龍星剣の御弟子さん、抜刀道をされるお客様には特にお奨め品。現在は白鞘に納まっておりますが、外装拵を御造りになる場合は格安で御相談をお受けします。

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