刀 銘 兼元二代 孫六 業物 新刀中上作 日本刀剣保存会鑑定書
Katana [Kanemoto][N.T.H.K] Nihon Token Hozon Kai
品番:KA-030312 |
鑑定書:Peper(Certificate): 日本刀剣保存会鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):美濃国赤坂 (Nousyuu Mino/Gifu・Akasaka) 天文頃(Muromachi era1532年頃) |
刃長:Blade length(Cutting edge): 69.4cm(2尺3寸弱)反り:Curve(SORI): 2.5cm |
【解説】】銘 兼元二代、孫六の刀です。濃州赤坂は現在の岐阜県大垣市にあたり、古くから金生山の中央部、更紗山(さらさやま)からは、石灰石とともに良質な赤鉄鉱が採掘されており、これらを用いた、製鉄の技術が伝わりました。つまり、この地方は原料の鉄に恵まれた、刀作りに適した地であったといえます。同地に永正年間(1504年~)頃、兼定、兼元などが出て、美濃鍛冶の双璧として活躍しました。両者共に後代まで同銘で引き継がれますが、特に技量的に優れ成功を収めたのが、三本杉刃文で有名な二代兼元で、孫六兼元と称され現在も大人気であり、愛刀家ならば一振はほしいと考える御刀です。 |
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