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刀 栗原信秀造 安政六年二月日 附 黒漆塗鞘打刀拵 特別保存刀剣鑑定書 新々刀上々作

Katana [Kurihara Nobuhide][N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token


刀 栗原信秀造 安政六年二月日 附 黒漆塗鞘打刀拵 特別保存刀剣鑑定書 新々刀上々作

品番:KA-050423
価格 (price)御成約/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)

鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):武蔵国,東京都(Musashi)・江戸時代後期 安政六年(Late Edo period 1859)

刃長:Blade length(Cutting edge): 75.0cm(二尺四寸七分) 反り:Curve(SORI): 1.8cm
元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.22cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.63cm
先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.50cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.50cm
茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、筋違鑢目、目釘孔2個(内1個埋め)。 拵全長:Length of Koshirae : 約107cm

体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切先。  
地鉄:Jigane(Hada):  
Temper patterns(Hamon): 
帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 
登録Registration Card: 東京都

【解説】
栗原信秀は文化十二年(1815)越後に生まれました。信秀は幕末の巨匠・源清磨門の第一人者でありましたが、入門の年齢は遅く、嘉永元年(1848)で三十四、五歳の頃とされています。それ以前は鏡師でした。転職した頃には既に家族もあり、加えて師の清磨とは僅かに二歳ちがいと言うわけで相当の苦労があったと想像されますが、才能があった信秀は短い期間で清磨の技を吸収してしまい、嘉永五年(1852)に独立しました。伊豆浦賀、江戸上野で仕事をしていましたが、慶応元年には京都に上り、孝明天皇から「筑前守」を受領します。信秀は人気刀工清麿の高弟として作風を継承しているほかに、刀身に竜や不動、梅枝など緻密な彫りをいれたため、特に人気があります。栗原謙司信秀、栗原信秀、栗原筑前守信秀、筑前守平朝臣信秀、信秀などと銘を切りました。明治になって天皇の御番鍛冶に任命され、明治五年(1872)には天皇に佩刀を献上し、七年(1874)には政府の命により建立された神社「招魂社(今の靖国神社)」の御鏡三面を打ち上げて、最高の名誉を受けて故郷三条に帰ります。三条八幡宮の御神鏡や弥彦神社の御神鏡などが代表的な作品です。

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