刀 銘 備後国赤磐住俊光造 昭和十九年正月吉日 無鑑査 岡山県重要無形文化財 現代刀最高峰 日本刀剣保存会鑑定書
katana [bizenkoku Toshimitu] [N.T.H.K] Nihontouken Hozonkzi
品番:KA-060711 |
鑑定書:Peper(Certificate): 無鑑査刀匠,渾身の力作 日本刀剣保存会鑑定書 保存刀剣合格保証
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai) : 岡山県(Bizen Okayama)・現代(Syouwa era) |
刃長:Blade length(Cutting edge): 68.8cm(二尺二寸七分) 反り:Curve(SORI): 2.0cm |
【解説】備前現代刀史に残る、不屈の刀匠、備後国住俊光の刀です。俊光は、佐賀県旧鍋島藩の士族の出身者で、本名は、本名 今泉 濟(いまいずみ わたる)。明治31年(1898)4月21日、佐賀県の小城郡に生れます。昭和九年より独学で鍛刀の研究を続け、昭和の戦時には陸軍受命刀匠として活躍します。昭和19年に(現在の瀬戸内市)長船町に移住して、長船の地で備前刀の復興を目指して鍛刀をはじめます。昭和30年(1955)、第一回作刀技術発表会に刀を出品して、入選を果たします。以後は連続して、特賞3回・優秀賞6回を受賞して、昭和34年、岡山県重要無形文化財保持者の認定を受けます。昭和43年、第二回吉川英治賞を受賞。昭和45年、新作名刀展に出品、無鑑査認定を受けます。昭和47年、宮内庁から命で伊勢神宮へ太刀身二振りご奉納。昭和52年、全日本刀匠会の名誉会員に、昭和53年、勲五等双光旭日章(旭五)を受勲。昭和59年、三木記念賞(文化部門)を受賞。この他にも、文化財保護委員会会長賞、日本美術刀剣保存協会会長賞、毎日新聞社賞、正宗賞、などなど数々の栄誉を賜ります。平成7年、8月28日逝去(享年97歳)。以上、今泉俊光刀匠は、昭和を代表する名工としてたいへん有名です。本文中で、http://www.geocities.jp/tenmeijuraku/profile.htm を資料としました。今泉俊光刀匠記念館:http://www.i-setouchi.org/osa-toukennosato/ 一度は途絶えた備前刀復興に命を賭けた、不屈の刀匠、今泉俊光の偉業を伝える記念館。優れた数々の作品やオリジナルの道具類を展示。 本作、体配は、二尺二寸七分の刀身。身幅広く、重ねは尋常。反りが利いた姿の良い御刀で、この上なく健全。地鉄は、小板目に小杢目を交え良く練れて精美に詰み、地沸がつきます。刃文は所々沸るも匂主体の直刃で、刃中は流石に明るく冴えて、足、葉、砂流し、金線が働きます。帽子は、そのまま直で小丸へ上品に返っています。茎は生ぶ。鑢目、錆、刻銘、全く問題が無く、保存状態は完全です。本刀、流石に現代刀最高位の名匠が丹誠尽くし鍛刀した名刀であり、手にして感服。見ていて誠にすがすがしい気分になれる御刀です。刀魔を除け、邪を払う守刀御家の守刀、御宝刀としてもお薦めしたい御刀です。今後はますます注目の御刀になっていくと思われます。高級白鞘入。金着一重はばき。無鑑査刀匠、渾身の力作を特価でご案内します。 日本刀剣保存会鑑定書は既に合格。保存刀剣合格保証します。 |
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