品番:KA-080118 |
鑑定書:Paper(Certificate): 保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 美濃国,岐阜県(Mino) 室町時代末期 元亀頃(Muromachi era about 1570) |
刃長:Blade length(Cutting edge): 71.8cm(二尺三寸七分) 反り:Curve(SORI): 1.5cm |
【解説】銘 兼元、刃長が二尺三寸七分の刀です。濃州赤坂は現在の岐阜県大垣市にあたり、古くから金生山の中央部、更紗山(さらさやま)からは、石灰石とともに良質な赤鉄鉱が採掘されており、これらを用いた、製鉄の技術が伝わりました。つまり、この地方は原料の鉄に恵まれた、刀作りに適した地であったといえます。同地に永正年間(1504年~)頃、兼定、兼元などが出て、美濃鍛冶の双璧として活躍しました。両者共に後代まで同銘で引き継がれますが、特に技量的に優れ成功を収めたのが、三本杉刃文で有名な二代兼元で、孫六兼元と称されております。本作の兼元は室町末とされておりますが、刀身に古風な映りが現れるあたりからして、それほど時代が下らない兼元であると推測することが出来ます。地鉄は板目肌で刃に添うように映りがたちます。刃文は匂い口締まり心で沸が着く尖り互の目で、時代が下る兼元のそれのように三本杉がはっきりとしないものです。帽子はそのまま乱れて小丸へ返ります。茎には兼元の二字がはっきりと残ります。本品は、ひじょうに雅味を感じる在銘刀の兼元で、拵もついて楽しめる御刀です。白鞘、拵、金着せはばき、保存刀剣鑑定書。 |
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