刀 栗原筑前守信秀 慶応四年正月日 (新々刀上々作)
第31回重要刀剣指定 栗原信秀の研究所載品
katana [Kurihara Tikuzenno-Kami Nobuhide ] NBTHK Jyuyoutouken
品番:KA-08083 |
鑑定書: 財団法人 日本美術刀剣保存協会 重要刀剣鑑定書 栗原信秀の研究190P(所載品)
国・時代: 江戸・幕末 慶応頃 1848年~1880年 |
刃長:72.8cm(二尺四寸〇三分) 反り:1.8cm 元幅:3.28cm 元鎬重:0.77cm 体配:中切先、鎬造、庵棟。 |
【解説】栗原信秀は文化12年(1815)越後に生まれました。信秀は幕末の巨匠・源清磨門の第一人者でありましたが、入門の年齢は遅く、嘉永元年(1848)で三十四、五歳の頃とされています。それ以前は鏡師でした。転職した頃には既に家族もあり、加えて師の清磨とは僅かに二歳ちがいと言うわけで相当の苦労があったっと想像されますが、才能があった信秀は短い期間で清磨の技を吸収してしまい、嘉永5年(1852)に独立しました。伊豆浦賀、江戸上野で仕事をしていましたが、慶応元年には京都に上り、孝明天皇から「筑前守」を受領します。信秀は人気刀工清麿の高弟として作風を継承しているほかに、刀身に竜や不動、梅枝など緻密な彫りをいれたため、特に人気があります。栗原謙司信秀、栗原筑前守信秀、筑前守平朝臣信秀などと銘を切りました。明治になって天皇の御番鍛冶に任命され、明治5年(1872)には天皇に佩刀を献上し、7年(1874)には政府の命により建立された神社「招魂社(今の靖国神社)」の御鏡三面を打ち上げて、最高の名誉を受けて故郷三条に帰ります。三条八幡宮の御神鏡や弥彦神社の御神鏡などが代表的な作品です。この刀は身巾が広く、鎬幅が狭く、やや先ぞりがつき、切先のふくらが枯れるなど清磨一門の造込みの特徴を表しており、さらに互の目の所々が角がかり足長く入り、沸よくつき金筋、砂流しが長くかかり、匂い口が明るいなど信秀の特色がよくうかがえる作品であり、出来は抜群です。同人の作品中でも傑出した刀で第31回重要審査に合格した名刀です。貴方の御家の宝刀にふさわしい正に名誉の一振りです。本刀は栗原信秀の研究に所載されております。 全てのVISAカード、Masterカード、NICOSカード、UFJカード、DCカード、 |
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