刀 江府住左行秀鍛之 弘化丁未秋 土州安岡良澄佩刀 附 拵 第32回重要刀剣
Katana [Efu-jyu Sano Yukihide] [N.B.T.H.K] Jyuyo Token
品番:KA-090318 |
鑑定書:Paper(Certificate): 第32回重要刀剣指定
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 武蔵国,東京都(Musashi) 江戸時代 弘化4年(Edo era 1847) |
刃長:Blade length(Cutting edge): 76.15cm(二尺五寸一分) 反り:Curve(SORI): 1.4c m 体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切っ先。 |
【解説】左行秀は、伊藤又兵衛盛重の嫡子として文化十年筑前国上座郡朝倉星丸の里に生まれた。そして自ら筑前左文字三十九代目を以て任じ、彼の作刀にそれを刻銘したものがある。天保初年出府し、細川正義門人清水久義に鍛刀の技を学び、弘化三年、行秀三十四歳の時土佐藩工関田真平勝広の勧めにより土佐に下った。万延元年の終りから文久二年の初め頃、彼は再び江戸に上り、深川砂村の土佐藩邸に居所を構えて作刀し、安政二年十月土佐藩工となったが、慶応三年五月板垣退助との不和が元で、同年夏土佐に帰り、この時より「東虎」と銘している。彼の作刀は明治三年で終り、晩年は明治二十年七十五歳で歿没するまで、嫡子幾馬と横浜で暮らした。この刀は、身幅がやや狭く、元先の幅差がつき、中鋒があまり延びていない姿をしており、通常の行秀の作とはやや造込みを異にしているが、直刃調に浅くのたれた刃を焼き、沸・匂が深く、金筋・砂流しがかかるなどは正に同工の典型で あり、加えて地刃の冴えは見事で、同作中の優品である。なお、彼の地鉄には、本刀の如く総柾目の鍛えが稀に見られる。白鞘、拵、金着二重はばき、第32回重要刀剣鑑定書。 |
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