越後住昭麿作。栗原昭秀門人で新潟県の刀匠です。本作は特に地鉄が極めて美しく、総体破綻なく整った美麗な肌を示す、同工作中で代表作品と云える逸品です。
刀 越後住昭麿作 昭和五十二年盛夏日 保存刀剣鑑定書
Katana [Echigo-ju Akimaro][N.B.T.H.K] Hozon Token
品番:KA-090322
価格 (price)御成約/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
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鑑定書:Paper(Certificate): 保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):越後国,新潟県(Nigata)・昭和五十二年(Showa era 1977)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 75.4cm(二尺四寸八分半) 反り:Curve(SORI): 2.2cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.32cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.85cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.50cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.55cm 茎:Sword tang(Nakago):生ぶ、勝手下鑢目、目釘孔1個。 体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切先。 彫物:Engraving: 表裏に棒樋の彫刻。 地鉄:Jigane(Hada): 小板目肌。 刃文:Temper patterns(Hamon): 互の目乱れ。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 乱れ込んで先尖り心に小丸へ返る。 登録:Registration Card: 香川県
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【解説】 昭磨刀匠は、栗原昭秀門人で新潟県の刀匠です。陸軍受命刀匠。人間国宝 天田昭次が鍛法を学んだ師として著名です。現存作には、焼頭が揃った尖り刃、互の目等の刀が残ります。 本刀の体配は、刃長が二尺四寸八分半。身幅広く、重ねも確りとし、反り頃合いで、中切っ先が延び心となる力強い刀姿です。地鉄は潤いに富んだ小板目肌で、所々地沸が付いて輝き、細かな地景が入る強い鍛えとなります。刃文は小沸出来の互の目乱れで、匂口柔らかに明るく冴えます。また荒沸が処々刃境より溢れて力感のある様相を見せます。刃中には足が長く入り盛んに働きます。帽子は焼刃の勢いを保って乱れて先尖り心に小丸へと返ります。本作は特に地鉄が極めて美しく、総体破綻なく整った美麗な肌を示す、同工作中で代表作品と云える逸品です。金着せ二重はばき。白鞘。保存刀剣鑑定書。
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