刀 靖国刀匠 靖光　昭和十二年一月吉日 保存刀剣鑑定書

品番：KA-090615
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
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鑑定書：Paper(Certificate): 靖国刀匠、渾身の力作 保存刀剣鑑定書

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai) ： 東京 (Tokyo)・現代(Syouwa era)

刃長：Blade length(Cutting edge): 68.0ｃｍ（二尺二寸四分半）　反り：Curve(SORI): 2.0ｃｍ
元幅：Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.95ｃｍ 元鎬重：Thickness at the Moto-Kasane: 0.7ｃｍ
先幅：Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.3ｃｍ　 先鎬重：Thickness at the Saki-Kasane: 0.6ｃｍ
茎：Sword tang(Nakago): 生茎、切鑢目。目釘穴一

体配：Shape(Taihai): 中切先、鎬造、庵棟、姿健全。
地鉄：Jigane(Hada): 板目肌が精美に詰む。
刃文：Temper patterns(Hamon):中直刃。
帽子：Temper patterns in the point(Bohshi): そのまま小丸へ返る。
登録：Others:東京都登録

【解説】靖国刀匠 靖光の作品です。池田靖光、本名は池田修治。明治１２年1１１月２日山形県生まれ。水心子正秀門人であった池田一秀入道竜軒（本名池田一光）の子として生まれた靖光は、父、池田一秀から鍛刀の技を学びました。初銘は一光、池田一光作などと刻します。昭和８年に靖国神社境内の財団法人日本刀鍛錬会に入会し、荒木貞夫陸軍大臣より刀匠銘「靖光」を授名します。靖国刀匠の代表工として主任刀匠を勤めるなど奇才溢れる靖光は多くの弟子の指導にあたり停年を迎え昭和１５年に退会、帰郷し昭和１６年に没しています。靖光は靖国刀工の中で高位で人気がある刀匠です。本作は太刀を思わせる姿美しい御刀です。地鉄は板目肌が流れ心で詰む精美な鍛地です。刃文は匂口締まった直刃を焼いており、刃中は冴えて明るく、流石は靖国上位刀匠靖光の作品であると感服させられる見事な焼刃です。帽子はそのまま小丸へと確りした返りを見せています。茎は生で錆による朽ちこみがなく靖光と上手な鏨使いで刻銘されています。白鞘、銀無垢二重はばき上蓋金着せ、保存刀剣鑑定書