刀 大和守安定(初代)附拵 特別保存刀剣鑑定書 新刀上々作
Katana [Yamatono-kami Yasusada][N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token
品番:KA-100321 |
鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):武蔵国,東京都(Musashi)・江戸時代初期 慶安頃(Early Edo period about 1648~) |
刃長:Blade length(Cutting edge): 71.6cm(二尺三寸六分半) 反り:Curve(SORI): 2.2cm |
【解説】大和守安定は飛田(冨田)宗兵衛と称し、紀州石堂派の刀工です。作風は反りが浅く、刃紋は互の目乱で、よく沸づきます。虎徹に近似すると言われています。江戸の神田白銀町に住し鍛刀しました。切れ味に定評があり大業物を以って名高く、山田浅右衛門選では良業物なるも、切れ味に於いては随一とされています。長曾祢虎徹、法城寺正弘などと並び江戸新刀を代表する刀工であります。大和守安定、富田大和守安定、武蔵国住大和守安定、大和守源安定、などと銘を切ります。大和守安定の二代目が存在することが判ってはいますが、数がないもので慣例として現存品は初代と見なされます。新撰組の沖田総司はじめ、伊庭八郎、齋藤一、大石鍬次郎の愛刀も大和守安定だった事もあり大変人気のある刀工として広く知られます。本作、刃長を二尺三寸六分半、身幅、重ね確りとして、反りが適度に利き、ふくら豊かな中切っ先となる力感のある刀です。鍛えは板目肌がよく現れ、地沸がつき、所々刃縁より沸がこぼれる強い鍛えとなります。小沸出来の焼刃は焼き高く、匂深く柔らかに明るく冴えます。刃文は互の目を主として、尖り刃、僅かに丁子刃交じって変化に富みます。刃中には足・葉頻りに入り、金筋、横手近くまで長く砂流し、また湯走り風を交えて働き誠に派手やかであり、興趣が感じられます。帽子は直ぐで先掃きかけ小丸に返ります。茎は丁寧に筋違で仕立て、堂々たる銘を刻します。拵は落ち着いた黒漆塗に、覇気のある金具が揃えられ、豪刀に添えられるに相応しい上等な拵が附いております。本刀、斬れ味に優れて評され、著名である大和守安定(初代)の一振で、地刃共に同工の特色、高度な技を多分に感じる優品であります。白鞘、金二重はばき、特別保存刀剣鑑定書。 |
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