本作は、永禄六年の年紀が刻された長船派清光の一作。末備前刀工の特色が顕著に表れ、精妙に鍛刀された細やかに変化する焼刃と潤いのある地肌は長船清光の高い技量を感ぜられます。
刀 備州長船清光作 永禄六年二月日 附 黒呂塗鞘揃赤銅金具太刀拵 特別保存刀剣鑑定書
Katana [Bisyu-Osafune Kiyomitsu][N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token
品番:KA-110423
価格 (price)御成約/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
|
鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 備前国,岡山県(Bizen)・室町時代後期 永禄六年(Late Muromachi period 1563)
|
刃長:Blade length(Cutting edge): 70.5cm(二尺三寸三分弱) 反り:Curve(SORI): 1.55cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.01cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.74cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.50cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.60cm 拵全長:Length of Koshirae : 約 102cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、勝手下鑢目、目釘孔1個。
体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切先。 彫物:Engraving: 表裏に棒樋の彫刻。 地鉄:Jigane(Hada): 板目肌に杢交じり、地沸付き、淡く映り立つ。 刃文:Temper patterns(Hamon): 尖り調子の乱れ刃。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 乱れ込み先小丸へ返ります。 登録:Registration Card: 東京都
|
【解説】 室町時代後期の備前物を総称して「末備前」と称し、中でも清光は祐定、忠光、勝光、則光らと並び末備前屈指の名工として知られています。清光を名乗る刀工には、五郎左衛門尉・孫右衛門尉・彦兵衛尉・孫兵衛尉などがおり、中でも五郎左衛門尉・孫右衛門尉は腕前が高く最高位に列せられます。この時代の備前は、幕府の対外貿易や戦乱による刀剣需要の増大によって、美濃と並び刀剣の大量生産を行っていた時代でした。一方で俗名の入った注文打ちを代表に、優れた刀が現在まで多く残っている時代でもあります。 本刀体配は、刃長が二尺三寸三分弱、身幅重ね共に尋常で、適度に先反りが利き、中切っ先となる凛とした刀姿の一口です。地鉄は良く練られた板目肌に杢目が交じり、地沸つき、棟寄りに淡く映りが立つ鍛となります。刃文は総体小模様で尖り刃を基調とした乱れ刃文で構成され、小互の目、小丁子、蟹の爪風となる刃など、腰開き心に華やかな乱刃をみせます。刃中には、足、葉が入り、処々砂流しかかって、飛び焼きが交じり、働き盛んであります。切っ先は、そのまま緩やかに乱れて先小丸に返ります。茎には刀工銘と年紀を刻します。外装は、赤銅金具で纏められた上品な太刀拵が附いております。本作は、永禄六年の年紀が刻された長船派清光の一作。末備前刀工の特色が顕著に表れ、精妙に鍛刀された細やかに変化する焼刃と潤いのある地肌は長船清光の高い技量を感ぜられます。白鞘、金着二重はばき、黒呂塗鞘揃赤銅金具太刀拵、特別保存刀剣鑑定書。
|
誠友堂の商品はすべて二つとない、一品物でございます。
お求め逃がしのございませんよう。
掲載されている商品は店舗でご覧いただけます。ご来店の前にお電話にてご確認ください。
写真画像
写真をクリックすると、拡大表示されます。拡大画像の左側をクリックすると前の写真に、右側をクリックすると次の写真に移動します。下部に閉じるボタンがあります。
ご記入頂きましたお客様の個人情報は、日本刀・刀剣 誠友堂を運営する株式会社 銀座 誠友堂が適切かつ安全に管理いたします。個人情報の取扱いに関して詳しくは、弊社の販売規定をご覧ください。
日本刀販売 株式会社 銀座誠友堂
〒100-0006 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館2階
メール: touken@seiyudo.com 電話:03-3558-8001
特定商取引法に基づく表示
|