朱塗りのお洒落な短刀拵がついた逸品で、氏房の典型的な作域が顕著に示された同作中の傑作であり保存状態も特に良好な短刀の優品です。
短刀 氏房(若狭守氏房)(関・美濃)附 朱塗鞘短刀拵 業物 特別保存刀剣鑑定書
Tantou(Ujifusa/Wakasanokami)wazamono[N.B.T.H.K]Tokubetu Hozon Token
品番:TA-040615
価格 特価(price)売約済/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
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鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):関・美濃(Seki・Mino)室町時代・永禄頃(Muromachi era 1558年頃)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 28.5cm(九寸四分) 反り:Curve(SORI): 0.1cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.68cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.54cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.2cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.42cm 拵全長:Length of Koshirae : 約 49cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、桧垣鑢目、目釘孔一個。 体配:Shape(Taihai): 平造、庵棟、健全。 彫物:Engraving: 表裏に棒樋彫る。 地鉄:Jigane(Hada): 板目肌に杢目肌、肌よく現れ地沸付く。 刃文:Temper patterns(Hamon): 丁子乱れ(兼房乱れ)刃。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): そのまま乱れて小丸へ返る。 登録:Others: 秋田県
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室町時代に織田家の抱工として活躍した名工である若狭守氏房の作品と鑑せられる作品です。若狭守氏房は兼房の子と伝えられており、焼刃も同様な兼房乱れを得意としています。関、安土、清洲にて鍛刀し天正18年に没しています。永禄13年(1570年)に若狭守の受領するまでは、氏房の二字銘で銘切りしていますので、本刀はそれ以前の作と考えられます。 作品体配は、寸が延びた九寸を超える短刀で、姿は整い誠に美しい短刀です。地鉄は板目肌に杢目肌交じり、肌よく現れて地沸つく強い地鉄です。刃文は匂い勝ちの丁子乱れ(兼房乱れ)を焼いています。柔らかい匂い縁に明るい小沸が付いて冴えます。刃中には砂流し等よく働いており見所満載の刃となります。帽子は焼き幅タップリとして健全で、そのまま乱れて小丸へと返ります。茎は生ぶで桧垣鑢が綺麗に残り、氏房の二字が大きく深く刻されており見事の一言です。朱塗りのお洒落な短刀拵がついた逸品で、氏房の典型的な作域が顕著に示された同作中の傑作であり保存状態も特に良好な短刀の優品です。
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