本作は、姿、地鉄が美しく、大振りで見栄えが良い藤原久幸行、七十二歳の秀作です。
短刀 藤原久幸行年七十二歳作 安政四巳年二月
Tantou [Kawai Kyukou]
品番:TA-050513
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
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鑑定書:Paper(Certificate): 保存刀剣合格保証します。
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 武蔵国(Tokyo) 江戸時代 安政四年(Edo era 1857年)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 29.0cm(九寸五分七厘) 反り:Curve(SORI): 0.2cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.68cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.74cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.15cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.7cm 茎:Sword tang(Nakago): 生茎、化粧筋違鑢。目釘穴:(Mekugiana):1個。 体配:Shape(Taihai): 平造、庵棟、長寸で重厚い。姿健全 地鉄:Jigane(Hada): 小板目に杢目交じり詰んで、地沸付く。 刃文:Temper patterns(Hamon): 直刃。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 直で小丸へ深々と返る 登録:Others: 北海道
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【解説】本名は川井亀太郎。藤原久幸造之,藤原久幸作幕府臣川井久幸,幕府士川井久幸などと銘を切ります。幕府の旗本で江戸小石川に住しました。細川正義門人。腕前良く大変人気がある刀匠です。 本作は平造りで、刃長は九寸五分七厘。ぎりぎり短刀となる長寸で、重ねがガッシリと厚い、豪壮な短刀です。地鉄は、小板目肌に杢目肌が交じり練れて地沸が付く、誠に上手な鍛肌が美しい流石に久幸と絶賛したくなる御刀です。刃文は、素直な直刃を焼いており匂い口柔らかく締まり刃中は明るく冴えます。帽子はそのまま直ぐで小丸へ返ります。茎は生ぶで、何時もながらの川井久幸らしい几帳面な書体で刻銘と年紀が刻されています。白鞘、銀無垢一重はばき。姿が美しく見栄えが良い藤原久幸行、七十二歳の秀作です。
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