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トップページ » 日本刀販売 刀剣販売 刀販売 » 短刀 » 短刀 胤吉・胤明 (TA-060316)
相州伝の特色と見所を見事に表現した一振りで、地刃ともに冴え冴えとして出色であり覇気がある胤吉・嫡子胤明の合作短刀です。

短刀 於高輪御殿源胤吉 嫡子胤明謹作 明治三十六年二月吉日 保存刀剣鑑定書

Tantou(Minamoto Taneyoshi Taneaki) [N.B.T.H.K] Hozon Token


短刀 於高輪御殿源胤吉 嫡子胤明謹作  明治三十六年二月吉日 保存刀剣鑑定書

品番:TA-060316
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)

鑑定書:Paper(Certificate): 保存刀剣鑑定書

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):武蔵国・明治三十六年(Meiji era 1903年頃)

刃長:Blade length(Cutting edge): 26.4cm(8寸7分) 反り:Curve(SORI): 内反り0.1cm
元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.5cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.53cm
先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.0cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.4cm
茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、化粧勝手下鑢目、目釘孔一。

体配:Shape(Taihai): 表、平造、裏、冠落造、三つ棟、健全。
地鉄:Jigane(Hada): 板目肌流れる、地沸つく。
刃文:Temper patterns(Hamon): 互の目。
帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 先小丸へ返る。
登録:Others: 千葉県

【解説】堀井胤吉は、文政4年12月(1821年)近江国石山に生まれます。本名は石山吉文戸云。はじめ弘化元年、月山貞吉に入門した後、嘉永4年 (1851年)大慶直胤に入門の門人となります。晩年期の明治28年には宮内省刀工拝命の栄誉に浴することとなり、生涯は江戸時代全刀工の中でも際立った 存在になりました。大慶直胤と月山貞吉の両名工の高弟でしたので、両師匠の名を戴き胤吉と銘を切りました。胤明は、甥で養子となって堀井胤明を名乗り、室 蘭に移住、北海道室蘭の日本製鋼所に入所して鍛刀。俊秀、胤次と代々続く刀匠の元となった有名工です。堀井胤吉は、激動の幕末期に活動し、二人の名工に師 事して薫陶を受け、二代目の堀井胤明は大戦期に名工として活躍。親子代々技術を磨き、堀井俊秀に継承しました。現在でも一門の方々が鍛刀技術の保存と刀匠 を擁護し伝承することを目的として、室蘭製作所瑞泉鍛刀所において作刀、堀井家の名流を受け継いで活動されております。
本作は、変り造で長さが八 寸七分ほど、身幅しっかり、重ねは尋常。健全で手持ちが良い一振りです。地鉄は板目肌流れ練れて地沸が付き地景が入りまる強そうな鍛になります。刃文は小 沸本位の互の目乱れで飛び焼交えて、刃中には足、葉入り、砂流し、金筋がかかり、刃縁よく沸づくなど変化に富んだ働きを見せています。帽子は先掃きか けて小丸へ返ります。茎は生ぶで長銘が刻まれています。相州伝の特色と見所を見事に表現した一振りで、地刃ともに冴え冴えとして出色であり覇気がある胤 吉・嫡子胤明の合作短刀です。白鞘。保存刀剣鑑定書

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