現代刀界の至宝、源盛吉(無鑑査刀匠)の堂々とした寸延短刀です。特筆すべき上々の出来栄えの代表作品也。
短刀 源 盛吉 (無鑑査刀匠) 昭和丁巳年八月日
Tanto [Minamoto no Moriyoshi] mukansa
品番:TA-080413
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
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鑑定書:Paper(Certificate): 作者既に物故ですから、保存刀剣合格を保証します。
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 熊本県(Kumamoto)・ 昭和52年 (Syouwa era 1977年)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 31.4cm(一尺〇寸四分弱) 反り:Curve(SORI): 0.2cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.12cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.75cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.5cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.6cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、切鑢目、目釘孔一 体配:Shape(Taihai): 平造、庵棟、姿豪壮で健全。 彫物:Engraving: 表に腰樋を掻き流す。裏に護摩箸を掻き流す。 地鉄:Jigane(Hada): 小板目肌が良く詰んで地沸が付く誠に奇麗な肌合い。 刃文:Temper patterns(Hamon): 沸出来の互の目丁子乱れ。砂流し、金筋盛んに働く。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 乱れて小丸に返る。 登録:Others: 熊本県 昭和52年
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【解説】源盛吉は本名を谷川松吉と言い、清磨写しの名人と言われた近代で最も著名な刀工です。(無監査刀匠、県指定無形文化財保持者)大正9年(1920)生まれ。熊本の八代市の刀匠で銘を源盛吉、肥州八代源盛吉などと切ります。第一回作刀技術発表会から連続出品し、源清麿写で名声を高め、昭和六十年(1985)には無鑑査刀匠となります。迫力の有る相州伝の傑作、数々の名作を残し、平成二(1990)に惜しくも七十歳で没しています。 本刀は刃長が一尺〇寸四分程で、身幅元先広くガッシリとした姿平造りの寸延短刀です。盛吉の遺作は刀、太刀の作品が殆どです。この作品のように平造短刀は非常に珍しく、当店でも初めての扱い品となります。出来が良く、匂口冴え刃は極めて明るく流石は名工の作であると見る者に感銘をあたえる御刀です。作者物故につき再生は有り得ません。盛吉の代表作品であることに疑いの余地無く、今後ますます注目を集め価値のある品になることは間違え無く、今回は入手のチャンスではないかと思います。 地鉄は板目肌がよく練れて地沸付く強靭な鍛えの地です。刃文は互の目に丁子掛かる刃を交え、強い沸えが付き足入り、砂流し、金線が掛かる激しい刃文を焼いています。出来映え優れ盛吉の珍品として胸を張って自慢できる一振りです。盛吉ファンのみならず、貴家の御守刀としてもお奨めの逸品です。家紋彫金着せ二重はばき。※本作は短刀として鍛刀されたものですが、刃長が30センチを超えていますので、銃砲刀剣類登録証の記載は脇差となります。ご了承ください。
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