短刀 銘 助宗 特別保存刀剣鑑定書 藤枝市郷土博物館 鍛冶と郷土刀 表紙の現品
Tantou (Sukemune) [N.B.T.H.K] Tokubetu Hozon Token
品番:TA-081711 |
鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書 所載品:藤枝市郷土博物館 鍛冶と郷土刀 表紙の現物刀
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 駿州島田(Shimada)室町時代前期頃(Muromachi era) |
刃長:Blade length(Cutting edge): 26.8cm(八寸八分四厘) 反り:Curve(SORI): 反り0.3cm |
【解説】本作は、駿州島田助宗は文安(1444年頃)より天正(1573年頃)に渡り四代ほどに渡り伝えられていますが、本作の助宗を一見するに、相当に代が上がる助宗の作であろうと鑑せられます。島田助宗の祖は備前国より来るという説があります。島田義助とは別系統と考えられ、この助宗が備前からきた鍛冶であったかも知れません。室町時代の駿河国は、武田氏、今川氏、北条氏、徳川氏等の群雄割拠の地でありました。助宗は、武田信玄が所持していたという、おそらく造りの短刀の作者として有名です。また、日本号と並んで天下三名槍と称される剛槍、御手杵(おてぎね)の作者としても知られています。 本刀の体配、重ね薄く、相州伝の短刀らしく棟は三つ棟。反りがやや有るスラリとした短刀で、表裏に刻された雅趣ある彫刻が刀身をキリッと引き締めています。地鉄は、小板目肌に小杢目肌が交じり、よく詰み精良な地鉄となり地沸が付きます。刃文は、小沸出来の互の目乱れで、匂口明るく冴えています。刃中には足、葉等働きます。帽子はそのまま乱れて焼き幅を高め小丸へ確りと返ります。茎は生ぶ。実に雰囲気がよい立派な茎です。静岡県に御住まいのお客様には、郷土刀になりますので特にお奨めします。白鞘、寒山先生鞘書あり。金着二重刃はばき。 ●本刀は、静岡県藤枝市、藤枝市郷土博物館で開催された、鍛冶と郷土刀展の図録である、鍛冶と郷土刀の 表紙、及び5ページ、11ページ、19ページ、にそれぞれ掲載された由緒有る名刀です。貴家の宝剣にされてはいかがでしょうか。 |
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