品番:TA-098076 |
特価品 鑑定書: 日本刀剣保存会鑑定書(紛失の為、再発行中)
国・時代: 山城国、室町時代 文明~永正頃 |
刃長:17.3cm(五寸七分一厘)cm 反り:0cm 元幅:1.4cm 元重:0.9cm 体配: 平造り、平棟、鎧通。 |
【解説】長吉の銘を切る刀匠は古刀期に数名居ます。本作の長吉は長の彫りからして文明から永正頃、山城国の長吉ではないかと鑑せられます。その作風は鎧通しといわれるスタイルの短刀で、甲冑の上から刺す場合でも折れず曲がらずして、槍の如く先端は鋭利となって一命を奪うという造りであり、今の平和な時代からは想像を絶するものが感じられます。体配は断面で見ると三角形で、つまり刃が3辺ある形状です。どの面も平肉が付かず平面に仕立てられており、なおさら鋭利な感を受けます。特筆すべきは彫物で、丁度握って上面にあたる部分、棟部に摩利支尊天と彫刻が有ることです。摩利支尊天とは、元はインドの風神で、マリシはサンスクリット語で、威光とかカゲロウと訳されます。わが国では中世頃より武士の守護神として信仰され、また,これを本尊として護身、隠身、遠行、得財、論争勝利などを念ずれば摩利支天より功徳が得られるという信仰でした。地鉄はよく詰んだ杢目肌であり、映りが出ています。刃文は直刃で匂い締まって明るい小沸が付きます。帽子はそのまま直ぐで小丸へ返ります。茎は生ぶ、銘は長吉の二字銘で立派な雰囲気です。現在のところ研ぎが古く白い小点が見えていますが、錆の初期状態ですから軽い研磨を掛けてあげれば取れるものです。不動明王、八幡大菩薩、天照大皇神、毘沙門天、古い御刀によく見られますが、摩利支尊天は珍しく、一振り欲しいという御方にお譲りしたい御刀です。幸運をつかむ御守刀としても宜しいと思います。 全てのVISAカード、Masterカード、NICOSカード、UFJカード、DCカード、 |
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