短刀 銘 葵紋 以南蛮鉄於武州江戸越前康継(初代越前康継)(新刀上々作・良業物)保存刀剣鑑定書
Tantou [Etizen-Yasutugu] (1st Generation)(YokiWazamono) NBTHK Hozo
品番:TA-120712 |
鑑定書:Paper(Certificate): 保存刀剣鑑定書 薫山鞘書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 武蔵国(Edo)・江戸時代初期 慶長頃 (Edo era 1596-1615年頃) |
刃長:Blade length(Cutting edge): 30.0cm(九寸九分) 反り:Curve(SORI): 内反り0.4cm |
【解説】初代康継、列位は新刀上々作・良業物です。美濃国千手院の後裔と云われるています。彼は近江国(滋賀県)長浜市下坂が生国で、下坂市左衛門と称し初期銘は「肥後大掾藤原下坂」「肥後大掾下坂」と刻銘します、 慶長八年ごろ、徳川家康,秀忠により江戸に召し出されて、沸の強い古作の相伝上位の作風を狙った得意の作風で作刀し、その腕を認められて五十人扶持の士分待遇にあずかる出世を果たします。また、同時に家康より康の字を賜り、康継と改名すると葵の御紋も与えられて、刀身の中心に切ることを許されます。こうして越前と江戸に隔年交代の勤務となり、徳川将軍家の抱え鍛冶となった後は、「越前康継」「越前国住康継」「於武州江戸越前康継」「以南蛮鉄於武州江戸越前康継」などと誉高い銘を切るようになりました。本作のように以南蛮鉄刻銘が添えられる例を多々残しますが、一説によると蛮鉄を用いた最初の刀工は初代康継であったと云われています。栄華を極めた初代康継は元和元年九月に六八歳で没しますが、徳川家の御用鍛冶としての初代の功績は高く、越前康継家は最高位の刀匠として幕末まで繁栄しました。 |
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