鍔　無銘　伊予正阿弥　四方猪目花弁透鍔　保存刀装具鑑定書

品番：TU-030219
価格 (price)御成約/Sold out(JPY)
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鑑定書：Paper(Certificate): 保存刀装具鑑定書

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai)：江戸時代(Edo era)

四方猪目花弁透鍔　木瓜形　素銅石目地　陰透　土手耳
縦：Length: 8.10cm　横：Width: 7.81cm　切羽台厚：Thickness: 0.3cm　重量：Weight: 130g
桐箱入(In paulownia wood box)

【解説】無銘ながら伊予正阿弥と鑑定された鍔である。現在の愛媛県松山市で活躍した一派で、全国にある正阿弥派においても古いものが現存する。地鉄は素銅地、一面に鏨で石目地を無数に打ち四方に猪目を透し、その間に花弁を透している。耳は土手耳で力強い。地鉄においては肥後鍔のような雰囲気を持っており江戸初期ぐらいはあろう。盛国（享保、元文頃）、盛行（享保、元文頃）、森勝（享保頃）、森次（享保、元文頃）等々の名を連ね、巧手が多い。簡素ながら太刀鍔、半太刀鍔、打刀拵にも似合う鍔として御紹介する。