鍔　雪花曲軸透鍔　無銘　金山　保存刀装具鑑定書

品番：TU-120611
価格 (price)御成約/sold out(JPY)
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鑑定書：Paper(Certificate):   財団法人　日本美術刀剣保存協会　保存刀装具鑑定書

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai)： 尾張・美濃（Owari/Mino） 室町時代（Muromachi era）

【解説】製作地は尾張、美濃あたりというのが定説になっています。製作された時代は室町中期からで、戦国時代が全盛期と考えられています。時代が下がると尾張透し鍔に近い雰囲気となり特色に欠けてきます。作風は質素で剛健な感じがするものであり、出来は丸型が多く厚みがあり、小ぶりで、黒味がついた鉄で、焼が極めて強いと考えられています。構図は直線、曲線、菱などで無骨で一見単調に見えてしまいがちですがプロ好みする雅趣深い味わいがあります。
本作品は日本美術刀剣保存協会ＮＢＴＨＫに於いて保存刀装具と鑑定されました。伝金山はあれど、無銘金山は無し、と云われるように、金山ズバリの鑑定品は希少です。姿も大振りで立派。錆味は羊羹のようにネットリとして美味しそう。構図が極めて良い趣ある一枚で金山鍔の特色がよく現れた、金山ズバリ極めの価値ある貴重な品となります。