前伯州信高入道の特徴と円熟した技量が顕現に示された生ぶ茎、地刃共に健全な脇差の傑作です。
脇差 前伯州信高入道(二代)新刀上作 保存刀剣鑑定書
Wakizashi [Nobutaka Nyudou] [N.B.T.H.K] hozon Token
品番:WA-010212
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
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鑑定書:Paper(Certificate): 保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 尾張国(Owari) 江戸前期・慶安頃(Edo era 1648年頃)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 53.9cm(一尺七寸八分) 反り:Curve(SORI): 1.5cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.34cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.75cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.7cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.6cm 茎:Sword tang(Nakago): 生茎、化粧筋違い鑢目。目釘穴一。
体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、身幅広い、中切っ先。 彫物:Engraving: 表裏に棒樋の彫刻, 地鉄:Jigane(Hada): 板目に杢交えて強く締り、地沸微塵につく。 刃文:Temper patterns(Hamon): 互の目乱れ。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 直ぐに先掃け心で小丸に返る。 登録:Others: 東京都 昭和26年
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【解説】伯耆守信高、二代である前伯州信高入道の作品です。俗名は河村伯耆。寛永十年に伯耆守を受領、寛文二年六十歳にて隠居し山月閉遊と改名、入道します。元禄二年没、行年八十七歳。伯耆守信高、前伯州信高入道、前伯州山月信高居士、伯耆守藤原信高閉遊入道などと銘を切ります。美濃国関三阿弥派の兼國の末と伝える信高は、政常・氏房と共に尾張新刀を代表する刀工です。 慶長のはじめに初代が美濃から尾張清洲城下をへて、名古屋城が完成した慶長十五年頃に名古屋に移住します。初代信高の匠銘と技術は二代信高に受け継がれ、その後も代々尾張徳川家の藩工として栄え六代まで続きます。一派は初代から五代までが「伯耆守」を受領している尾張刀匠の名門であります。 本作品の二代信高、前伯州信高入道は相州伝を加味した作で、身幅広く重ね厚く反り尋常で頑丈な姿に、沸本位の大乱れを焼いた華やかな作柄であり、質実剛健を旨としながらもその豪壮な作りこみで大業物として世に知られるようになりました。この御刀も信高の特徴的な強みの感じられる造り込みの脇差で、身幅が広くガッシリとして緊張感に満ち、掻かれた棒樋がさらに姿を引き締めて活気溢れかつ品格あり、刃縁には盛んな沸の働きを見せて上々出来栄えの一振りです。地鉄は板目に杢交えて強く締り、地沸微塵について躍動感に溢れ、元先一点の弛みもなく冴えています。刃文は小沸出来に沸が叢付いて刃縁は明るく輝き非常に冴えた刃です。直ぐで焼きだし、次第に焼き幅が広く大きく乱れる、大互の目乱れ刃文で、足よく入り、刃淵には砂流しかかり、金筋も働いて覇気があります。帽子は直ぐとなって、よく沸ずいて先掃きかけ心となり小丸へ返ります。このように前伯州信高入道の特徴と円熟した技量が顕現に示された生ぶ茎、地刃共に健全な脇差の傑作です。銀着せ一重はばき。
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