忠光在銘の脇指で長享三年二月日の年季も入り茎は立派です。
脇指 備州長船忠光作 長享三年二月日 保存刀剣鑑定書
Wakizashi ( Bisyu Osafune Tadamitu-Saku ) [N.B.T.H.K] Hozon-Touken
品番:WA-050715
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
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鑑定書:Paper(Certificate): 日本美術刀剣保存協会、保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai) : 備前国 (Bizen) 長享三年( Muromachi era 1489年)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 53.3cm(一尺七寸六分弱) 反り:Curve(SORI): 反り:1.6cm(内反り) 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.88cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.73cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.15cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.5cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、先栗尻、鑢目浅い勝手下がり、目釘穴:(Mekugiana):穴一 体配:Shape(Taihai): 鎬造り、庵棟、中切先。 彫物:Engraving: 表裏に凡字と棒樋。 地鉄:Jigane(Hada): 板目肌流れ、地沸つき、地景交じる。 刃文:Temper patterns(Hamon): 浅く大きい湾れ刃、小沸つき、僅かに金筋交じる。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 先尖りごころに返りを深く焼き上げ、棟焼に繋がる。 登録:Others: 東京都
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【解説】末備前を代表する忠光の脇指です。長船忠光は勝光・清光らと並び「末備前」と呼称される室町末期の備前鍛冶を代表する名工で、直刃に秀でた作品を残しています。 本作体配は鎬つくりの脇指で、身幅、重ねともに尋常で反りがやや利いた美しい姿で、表裏に御覧のような彫刻を刻します。地鉄は板目に杢目肌が交じり流れ心で肌よく現れます。茎は生ぶにして銘と年季が入る。刃文は匂い締り小沸つく直ぐ刃で、金線、砂流しなど細かな働きがあり、地には映りが現れています。鋩子は先掃き掛けて小丸へと返っています。本刀は忠光在銘の脇指で長享三年二月日の年季も入り茎は立派です。白鞘入、銀無垢一重はばき。
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