脇差 銘 平安城住歳長 貞享元年八月日 特別保存刀剣鑑定書(新刀中上作・業物)
Wakizashi [Heianjyoujyu Toshinaga](sintou Tyujoujou-saku)(Wazamono)[N.B.T.H.K] Tokubetu Hozon Token
品番:WA-070111 |
鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 山城国(Yamashiro Kyouto) 江戸時代初期、貞享元年(Edo era 1684年) |
刃長:Blade length(Cutting edge): 51.7cm(一尺七寸〇分六厘)反り:Curve(SORI): 1.13cm |
【解説】平安城住歳長は、初代歳長の次男で、本名は二村弥左衛門。本国は阿波徳島。後に長男、三男と共に兄弟三人で京都一条堀川御池猪熊に出て堀川系の鍛冶に学びます。本作次弟の弥三左衛門は陸奥守、長男は山城守、末弟は武蔵守をそれぞれ受領しました。後に父に従い伊勢八幡に住み作刀した歳長家は、長谷部国重の末裔とも云われ数代続き栄えた一門です。平安城住歳長の作品は切れ味優れて業物として知られます。大阪、伊勢でも鍛刀しました。平安城住歳長、陸奥守歳長、陸奥守藤原などと銘を切ります。歳長作はもともと吉道や金道などに比べ遺作は希少です。平安城住歳長・貞享元年八月日ということで、貞享元年に一条堀川で作刀したことを示しており、資料的にも大変貴重な作品と云えるでしょう。 本刀体配は、一尺七寸という手ごろな長さの脇差で、身幅は元先立派に広く、重ねも厚い、ドスンと健全な御刀姿の一振りです。地鉄は、板目肌鍛が詰んで地沸ついた明るくて強い鉄です。刃文は小沸出来の互の目乱れに、沸足、砂流し、金線、葉が盛んに働きます。乱れ華やかで刃中盛んな働きを見せる覇気溢れる刃文です。帽子は、乱れこんで先掃きかけかげんとなり小丸へ確りと返ります。茎は生ぶで、鑢目、錆び味、刻銘、全てが完璧な茎千両な状態です。本品は、平安城住歳長の秀抜な技量の限りが尽くされて見映えがする、歳長の代表作品に数えられるであろう脇差の優品です。白鞘、金着二重はばき。特別保存刀剣鑑定書 ●刀 陸奥守藤原歳長:最高の出来。特別保存刀剣審査中。本刀と大小にしてはいかがでしょうか。 全てのVISAカード、Masterカード、NICOSカード、UFJカード、DCカード、 |
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