本刀、野田五郎藤原金定の健全な逸品です。関鍛冶特有の作柄も示された見所の多い優品としてご紹介致します。
脇差 野田五郎藤原金定 附 青貝微塵塗鞘脇差拵 特別保存刀剣鑑定書
Wakizashi [Noda-goro Fujiwara Kanesada][N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token
品番:WA-070123
価格 (price)御成約/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
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鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 美濃国,岐阜県(Mino)・江戸時代中期 元禄頃(Middle Edo period about 1688~)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 49.6cm(一尺六寸三分強) 反り:Curve(SORI): 1.4cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.64cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.65cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.25cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.55cm 拵全長:Length of Koshirae :約70.5cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、勝手下鑢目、目釘孔1個。
体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切先。 地鉄:Jigane(Hada): 板目肌。 刃文:Temper patterns(Hamon): 丁子乱れ。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 直ぐで先小丸へ返る。 登録:Registration Card: 岐阜県
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【解説】 野田五郎藤原金定。美濃関を出身とする江戸中期の刀工で、尾張国でも鍛刀したと記録されます。「金定」とも銘を切ります。作風は美濃関の特徴的な三本杉、尖り互の目などを焼きます。 本作体配は、刃長が一尺六寸三分強。身幅重ね共に尋常で、反りは適度、やや中切っ先が延びた力感のある刀姿を示します。鍛え肌は板目肌で、良く練られて詰み、地沸付き、総体破綻のない綺麗な地鉄となります。刃文は沸出来の丁子乱れを主として、逆丁子、互の目、尖り刃などが交じり、匂口締まり心に沸良く付き、明るく冴えます。刃中には足と葉が入り、処々金筋が掛かって盛んに働きます。帽子は乱れの勢いを抑えて直ぐで先小丸へと上品に返ります。茎は勝手下がり鑢目で、勢いのある刀工銘が刻されます。拵は青貝微塵塗の古い鞘に、金具は時代物の穏やかな品でまとまり、野趣に富んだ拵となります。本刀、野田五郎藤原金定の健全な逸品です。関鍛冶特有の作柄も示された見所の多い優品としてご紹介致します。白鞘。金着二重はばき。青貝微塵塗鞘脇差拵。特別保存刀剣鑑定書。
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