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長州住藤原清重の全てに品の良さが現れた欠点が無い優品です。

脇差 長州住藤原清重 (新刀中上作) 保存刀剣鑑定書

wakizashi [Tyousyuu Kiyosige] (Tyuujyousaku) NBTHK Hozon Touken


脇差 長州住藤原清重 (新刀中上作) 保存刀剣鑑定書

品番:WA-098134
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)

鑑定書:   財団法人 日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書

国・時代: 長門(山口県)・時代 : 江戸時代 宝暦頃 1751~64年頃

刃長:45.3cm(一尺四寸九分半) 反り:1.1cm 元幅:3.08cm 元鎬重:0.67cm
先幅:
2.36cm 先鎬重:0.55cm
茎:
生ぶ、筋違い鑢目、目釘穴一

体配:中切先、鎬造、庵棟
地鉄:板目肌に杢肌交じり地沸付く
直刃
帽子:
先小丸に返る。
登録:
長崎県 昭和57年

【解説】古作の名流「二王」に在って、二王清重(におうきよしげ)の工銘は室町時代に始まり、戦国最盛期を経て江戸時代前期寛文頃に栄え、幕末まで継承されています。長州住藤原清重の特徴は直刃出来の作品で穏やかな出来であるところです。本作も同様な造りであり、時代は江戸宝暦頃と思われる真面目な一刀です。体配は元巾広く、先巾は落ちず、重ね、反り、尋常。地鉄は板目肌に杢肌交じり地沸が付き肌目が見てとれる地金となり、ここが本作最大の見所です。刃文は直刃で匂い柔らかく絞まり小沸付いて刃味は明るく冴えています。帽子は直に先小丸となります。うぶ中心状態はすこぶる良く、錆味よろしく銘ぶりもシャキッと立派で、全てに品の良さが現れた欠点が無い優品です。素銅一重はばき。白鞘。日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書

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