刀　源国次作之 昭和六十三年七月吉日 試斬界では業物 （居合向）

品番：KA-098093
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鑑定書： 現代刀につき未鑑定。

国・時代：  徳島県・昭和６３年

刃長：71.1ｃｍ（二尺三寸四分七厘）　反り：1.5ｃｍ　元幅：3.22ｃｍ　元鎬重：0.66ｃｍ
先幅：2.7ｃｍ　先鎬重：0.5ｃｍ　拵全長：105ｃｍ
刀身重量（裸身）：745g　　刀身重量（鞘を払って）：1033g
茎：生ぶ、 筋違鑢目、目釘孔二

【解説】源國次は徳島県在住で試斬界では業物を作る事で有名な刀匠です。刀身は自家製鉄にて鍛えられており、非常に強靭かつ刃味良好です。元巾広く、先巾は落ちず切先はやや伸びこころと成った豪壮な体配です。樋は刀身の軽量化を狙って浅く彫られています。地鉄は板目で柾交じりよく詰んで地沸が付きます。刃紋は大互の目乱れで匂口明るく小沸が綺麗につきます。刃中には、金筋を交えた砂流しがよくかかり、足、葉入り、働きは抜群。躍動感があります。帽子は乱れ込み先小丸へ返ります。本刀を振り込んでみますと、重さを感じない実戦を考慮したバランスの良さに感動を覚えます。流石に現代の業物と認められる刀匠の御刀です。刃が冴えた働きが良い作ですから、鑑賞刀としても十分な実力がある一振りと思います。ベテラン剣士のお客様にも必ずご満足いただける御刀です。価格を思い切り抑えてご提供させていただきます。銀無垢一重はばき。黒呂塗鞘拵入り。