一見して青江に見える典型作となる御刀です。地鉄の美しさ、刃の働きの魅力があります。鎌倉期の古刀にして姿も健全。
刀 無銘 青江 特別保存刀剣
katana [Aoe] [N.B.T.H.K] Tokubetu Hozon Token
品番:KA-030611
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
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鑑定書:Peper(Certificate): 特別保存刀剣
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):備中国(Bitiyu) 鎌倉時代(Kamakura 1185年-1333年)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 69.0cm(二尺二寸七分半) 反り:Curve(SORI): 2.0cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.87cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.74cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.2cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.55cm 茎:Sword tang(Nakago): すり上げ、切鑢目。目釘穴三。
体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切っ先。 彫物:Engraving: 表裏に棒樋が掻かれています。 地鉄:Jigane(Hada): 杢目肌が精美に詰む。地映り現れる。 刃文:Temper patterns(Hamon): 湾れ基調に小乱れ交じる。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 先尖り小丸に返る。 登録:Others: 栃木県
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【解説】一見して青江に見える青江典型作となる御刀です。備中国は伯耆、備前に並んで古くから最高の鉄が取れる産地として知られています。思えば本作の青江も恵まれた鉄資源より厳選し精製された玉鋼を用い鍛錬された刀であり、鎌倉期より七百年の時を経ても、いたって健全な姿を呈することに納得が出来るものです。備中青江派は、隣国の長船鍛冶とほぼ同時期の平安時代後期より室町時代まで共に繁栄した一派です。一般に平安時代後期~鎌倉時代中期頃迄(1238~1239)の作品を古青江と呼び、鎌倉中期から南北朝末期(1390~1394)の作を中青江と称します。 末青江は室町時代の作刀を指して呼びます。青江の代表工としては、吉次、次吉、助次、直次、恒次、次直、等が上げら、彼らは京の後鳥羽上皇の御番鍛冶として奉仕したと伝えられます。 作品の体配は、すりあげても尚、二尺二寸七分半とほぼ常寸の刃長を保ち、身幅、先幅、重は尋常。姿に全く崩れを感じない優姿を示した健全な一振りです。地鉄は、ねっとりとした小杢目肌に大肌が交じり、刃寄りが柾かかる鍛えで、刃に沿って美しい地映りが立ちます。刃文は、直刃が湾れ小乱れ交じり小沸つき、逆さ掛かった足が入り、刃縁が焼き崩れて雲のいわたが現れます。刃中には、足、葉、金筋が働きます。なお、逆さ掛かる刃紋が現れるのは青江の最大特徴となります。帽子は横手より乱れて切っ先に入り、先尖り心で火炎風となって小丸へと気品高く返ります。茎はすりあげです。棟に激戦を勝ち抜いてきた誉れが入り、経年のロマンを感じます。白鞘、はばき金着せ二重。特別保存刀剣後代より現代までの刀匠が目指しても達っし得ることがない鎌倉期の名刀です。私見ですが、青江の中でも相当に古い青江であると考えられる作品です。
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